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食事はタバコより悪い?それはなぜか。
タバコ1本吸うと健康な人より10分寿命が縮むと言われています。
これはよく私もセミナーや講演でもしゃべっています。
しかし、タバコより気を付けなければいけないのは「食事」だとしたら?
そんな事あまり考えたことない人も多いと思いますが。
2019年のランセットという医学誌に掲載されました。
『食事により寿命が縮んでいる』
これは衝撃的な発表でもありますね。
と言っても不思議な事ではなく、
「こんな食べ方していたら当たり前だよな」・・・となります。
糖分や塩分が多すぎる食事、脂の多い食事。
代謝異常状態が原因で心臓病やガン糖尿病、認知症に繋がる症状になっている人が多すぎるという結果。
➀血糖値 ②中性脂肪 ③コレステロール ④血圧 ⑤胴囲
この指標が正常でいる上で薬を使っていない。
これが代謝が正常という状態です。
身体がエネルギーを使う事ができ、太り過ぎたり痩せたりしていない人。
タバコが原因で死亡する人、高血圧で原因で死亡する人より多かったのが不健康な食事での原因。
年間1100万人が不健康な食事で代謝異常状態になり死亡してしまっているという結果です。
「タバコは肺がんのリスクがありますよ」も当たり前ですが、
砂糖たっぷりの飲料や脂の多いファーストフードなどで
「心臓病のリスク上がるな・・・」
「大腸がんのリスク上がるな・・・」など食事にも注意を払って健康寿命を伸ばす事も頭に入れてほしいと思います。
肋骨と骨盤の間に指4本入りますか?
運動やストレッチが適切でないと次第に身体は弱くなっていきます。
全身のバランスを支える脊椎から始まり、3大関節とも言われる「肩関節」「股関節」「ひざ関節」にも大きな負担がかかっていくでしょう。
コリや痛みのない体をキープしていくためには筋肉がバランス良く動くような姿勢がとても重要になってきます。
そこで姿勢チェック。
図のように肋骨の一番下と骨盤の間に指が何本入っていますか?
人差し指から小指までの4本がはまれば上出来でしょう。
4本も入らないという方は加齢や運動不足での筋力低下で姿勢が崩れてきています。
ハニーラルヴァでも週ごとに運動テーマを変えている中、4月後半は身体を伸ばしたり縮めたりする運動でした。
肋骨と骨盤の間をよーく伸ばしてボクシングエクササイズをしてもらっています。
ウエストを直に運動できるこの『伸ばす縮める』運動で肋骨と骨盤の間を引きはがしてもらっています。
姿勢が悪くなるとこの肋骨と骨盤の距離が短くなっていきます。
この肋骨と骨盤の距離が短くなると、やがてポッコリお腹の原因ともなってしまいます。
適切なストレッチや運動でなるべくここの距離を広げるように意識して下さい。
今月後半の「伸ばす縮める」の運動の検証
「伸ばす縮める」運動。
立ったまま少し高いところにあるモノを取ろうとする時、ほとんどの方が指先でめいっぱい伸ばそうとします。
それで届かないとつま先で立って距離をつぶそうとします。
これでは胴体が全く機能していません。
こうした動きが習慣になると、ギックリ腰や五十肩になる可能性が高くなります。
「伸ばす縮める」で肋骨が刺激を受け動きがスムーズになれば、肩や腕の負担は減ります。
腕が上がらない、いわゆる五十肩の人が様々な治療をしてもなかなか治らないのは、肩とその周辺ばかりを
マッサージしたり、温めたりしているためだと検証されています。
一時的に善くなっても、胴体のとくに肋骨周辺をよく動くようにしておかなければ、
肩には再び負担がかかってしまいます。要するに肩年齢が上がってしまいます。
「伸ばす縮める」は首周辺の動きも善くします。
「伸ばす縮める」ができると、自然に体重移動も敏感にもなります。
骨盤と肋骨を「引き離す」という意識でウエストも締まります。
目的によって使い分けるエアロバイク
エアロバイク(ステーショナリーバイク)。
ハニーラルヴァ大田原や黒磯店にも設置されています。
体重負荷が下半身にかからないので怪我を避けれるところがポイント。
しかし、脚しか使わないので局所的な筋疲労が起きやすく、心肺機能を鍛えたりエネルギー消費を目的とした際には効率が高い種目ではありません。
使用する際のポイントとしては、1分間に60~100回転程、高負荷低回数で使用する場合は筋力アップ。低負荷高回数心肺機能アップ。目的によって負荷レベルのかけ方が変わってきます。
シートの高さでのポイントとしては
母指球でペダルを踏んだ時:
つま先でペダルを踏んだ時は足が一番下にある時に膝がやや曲がっている事。
かかとでペダルを踏んだ時:
かかとでペダルを踏んでいる時は膝が伸び切る程
この位置のシートの高さが効率の良い運動ができる高さと言われています。
ランニングで最初に当たる壁「ひざ痛」
ランニング初心者がぶつかる最初の壁に「ひざ痛」があります。
膝蓋大腿骨痛症(しつがいだいたいこつつうしょう)
ランニング習慣に見合った体重ではない事や、悪いフォーム、ランニングの衝撃に耐える筋膜の硬さ(スティフネス)が構成されていないなどの原因があります。
当たり前ですが痩せているランニング者は、膝に対する負担が、太ったランナーに比べて圧倒的に少なくなります。
膝痛の解決策は
スピードを高めないランニングから始めて徐々に距離を伸ばす事。
さらにスクワットなど基本の筋トレの併用で良い効果が表れます。
悪いフォームでランニング量を増やすとひざ痛の他に、アキレス腱周囲炎や足底筋膜炎や腱膜炎、疲労骨折なども多いと報告されています。
痛みが出るとすぐに数週間休んでしまう人がいますが、それでは痛みの原因の特定に繋がらず、同じ走り方をすればまた再発してしまいます。
身体の様子を確かめてあげましょう。
シューズは大丈夫か?
(薄いシューズはふくらはぎや足裏に痛み/厚すぎるシューズは下肢の筋肉の疲労が減少する分、体幹部の故障に繋がる恐れがある)
フォームは大丈夫か?
(後ろに蹴りだしていないか/疲れて腰が反れていないか)
着地時に左右違う感覚がないか?
など、確かめながらランニングやジョギングに励んでみて下さい。