②毎日更新の情報
顔面体操は美容に良いか?悪いか?
目の下のたるみが気になるために、まぶたの下から閉じるみたいな、まぶしい目をするような顔面体操は、
良いか?悪いか?
結論は良くないです。
意味がありません。
目のトレーニング(瞬発的に眼球を動かすようなトレーニング等)や顔面体操など、で眼球が激しく移動する動きは目の中が引っ張り合う事になるので危険。
これは深作眼科(深作スーパードクター)もおっしゃていましたね。
たるみにも効きません。
表情筋が動かされると、どんな表情でもシワを作ります。
この体操だとシワが取れて、この体操だとシワが取れない事はありません。
※東海大学医学部形成外科/北条元治氏の資料を参考にしています。
年末年始で2kgや3kg太ってしまったと思っている人へ
さて、1月4日から大田原のジムや黒磯のジムはスタートします。
年末年始どう過ごされましたか?
通常のリズムとは異なり、よく食べて飲んでしまった方いるのではないでしょうか?
年末年始体重が1週間で2kg~3kg増えてしまった...
そんな方もいるのではないでしょうか?
ジムに通って下さっている人たちであれば、私の口からよく聞いているかもしれません。
「1週間で2kg~3kg太るコトはありえないのでご安心を」と。
しかし、ジムに通っていない人たち、もしくは指導者のいないジムに通っている人たちは
「いや、すぐ太る!」
と思っている人がほとんど。
太る=体脂肪が増える
確かにどんな食べ物でも2kg~3kg食べたら、直後の体重はそのまま2kg~3kg増えています。
これは当たり前。
しかし、まだ食事が分解されてもいないし、トイレで排出されてもいないので当たり前。
便はおおよそ23時間前後はお腹の中に溜まっています。
それが排出されてようやく本来の体重になります。
とは言っても、毎日毎日多く食べ過ぎていれば、なかなか元の体重に戻るきっかけがありません。
だから皆さんが不安になってきていることでしょう。
正月明け、通常の生活リズムを戻した後、もう一度体重を計ってください。
逆に簡単に体重を大きくできるのであれば、ボディビルダーや体重を増やしたい競技の人は苦労しません。
体重を増やす方が体重を下げるより苦労するんです。※これを言うとムキ―っとなる人は多いですが(笑)
数字で表しましょう。
体脂肪を2kg~3kgを増やすには約14400kcal~21600kcalを余分に(※通常の食事に加え)摂取しなくてはいけません。
これを一週間で増やそうとすると、毎日余分に2000kcal~3000kcal(※通常の食事に加え)を摂取しなくては太りません。
通常の食事に加え、マクドナルドのセット×2回か、チャーシューラーメン(店によっては大盛)×2回。
これを毎日。
現実的に無理がある事を分かっていただけたでしょうか?
これは逆でも同じ。
「1週間で2kg~3kg痩せた!」
というのは現実的に無理があります。
先ほどの2000kcal~3000kcalを毎日消費させる。
これで2kg~3kg体脂肪が減りますが、食事を控えて運動しても現実的に不可能です。
ほんとに痩せた!
というのであれば、それはお腹に溜まっていたうんちやおしっこでしょう。
お正月に太った、という方は案外そうでもないので悲観的にならない事が求められます。
それでもダイエットしたい!という人は
ハニーラルヴァイベント「地獄ダイエット」にご参加下さい。
骨活をすると老化予防になるのか?
骨を小さくして小顔にする?
小さくなるのを防ぎ、たるみを予防?
年齢を重ねた、たるみや老け顔を防止する骨活などがあります。
顔の骨が縮むと皮膚が余ってたるむ?
こういうキャッチコピーがありますが注意して下さい。
もし、頭蓋骨が縮む事があったとしても、皮膚がたるむ現象は起こりません。
皮膚はテンションが強く掛かっています。
例えば、しっかり張られたテントを切ったら勢いよく開くように、皮膚もテントと同じように張力がかかっています。
歳を重ねると張力は弱くなりますが、基本的には引っ張られています。
骨が小さくなって皮膚が落ちてくるコトはありません。
頭蓋骨が委縮して皮膚のたるみが出るとしたら、10%以上の骨の委縮が必要になります。
10%委縮、ようするに10%骨が縮む事になると、身長170cmの人は身長150cmちょっとになるはず。
そんなことはあり得ないですよね?
年齢を重ねると椎間板が薄くなっていて、背が縮むのは間違いありません。
それでも身長が2cm~3cm弱程度。
骨が小さくなって、身長が縮む事ではありません。
椎間板の27個の椎骨が0.1mmずつ潰れてやっとこの2cm~3cm。
0.1%~1%小さくなって顔の皮膚がたるむかというとたるみません。
顔の骨が縮む事はありません。
頭蓋骨が小さくなるので皮膚が余ってたるんでくるという理論の骨活がですが、皮膚がたるむための10%の影響が全身の骨には無関係で、頭蓋骨だけに影響出るなんてことはありません。
骨活をしてエイジングのたるみ予防にはなりません。
皮膚が小さくなり、老け顔になるコトはありません。
しかし
骨が小さくなる骨粗しょう症(オステオポロシス)はあります。
骨粗しょう症などの骨密度の現象は外見には影響ありません。
【健康な人】
【骨密度が低下している人】
骨活そのもの自体は有りですが、老化防止のための骨活に医学的根拠はありません。
寝たきりを予防するために歩いたり運動する骨活はありますが、アンチエイジングのための骨活は存在しません。
※東海大学医学部形成外科/北条元治氏の資料を参考にしています。