②毎日更新の情報
汗を多くかいた分、カロリーは多く減る?
「汗をたくさんかいたから痩せる」訳ではありません。
汗をかくのは脱水なだけ、と僕も常々伝えてきています。とは言っても、
「夏の暑い時期にあれだけ汗をかいたあとなんだから消費カロリーだって相当なはずでは?」
と疑問に思っている方もいらっしゃるのでここで記載させてもらいました。
もう一度、「汗の分泌量と消費カロリーは関係ありません」。
汗の意味とは体温調節。
体温は外気温に合わせるためにエネルギーを使います。
よって、夏の外気温は体温に近いですよね?時期によっては体温とほぼ同じになります。
ですが、冬の寒い時期や涼しい時期はどうでしょう。
夏よりずいぶん体温との差がありますよね?この気温に体温を調節しなければならないためカロリーを消費するんです。
よって1年で2月~4月のほうが痩せやすいのです。
逆に8月~10月は痩せにくい時期なんです。
この差で10%の消費カロリーの差が出ると研究があります。
要するに暑い時期より、寒い時期のほうが10%も消費カロリーが違う。(基礎代謝が1800㎉の人の場合同じ運動量で180㎉も季節で違うということ)
という事は?サウナスーツ着て汗をかいて痩せようとしているのは見当違いですのでご注意を。
汗はかけますが、痩せません。
そしてもうひとつ、水分を摂取していないと汗がかけないため体温調節ができず、筋肉などの水分が減っていってしまいます。
食べないダイエットもだめですが水分も減らしてはだめです。
血液型と性格の関連性とは?
血液型と性格。
昔からこの関連性は取りだたされてきました。
A型は消極的・保守的。B型は外面的に積極的・進取的。O型は積極的・進取的。
そしてAB型はA型とB型の混合型。
関連性に付随して、この判断材料も昔からずっと言われてきているおおよその外的結果。
僕は「なに型」に見えるでしょう・・・
・・・そんなことどうでも良い話ですが「A型」です。
几帳面で潔癖症・・・そんなイメージが湧いてきますか?それとも全然違いますか?
「なんとなくそう言われてみると?」なんて、根拠のない説得力が昔から血液型診断にはつきものでした。
僕もこの性格と血液型で様々な人と話をしてきたと思います。皆さんも同じだと思います。
ひとつの話題話にもなるし、相手との話を途切れさせない営業ネタにもなります。
しかし、この血液型と性格には関連性は認められていません。残念な話ですが。
データを見ても関連性を支持するデータは表れていないとされています。
特に日本人がこのような血液型と性格の関連性を好んでいるような傾向があるように思えます。
1971年に「血液型でわかる相性」。
この本から、日本では性格と血液型の関連性を信じる人が流行したと言われています。現代までもこの手の本は様々出版されています。
1990年までには6割以上の日本人が血液型と性格の関連性を信じて疑わなかったと言われていますが、今はそれ以上だと僕は思っています。
しかし血液型と性格についての論文を見てきた中でやはり関連性の根拠が強くうたわれているものはありません。
論文 久保義郎・三宅由起子著
「血液型と性格の関連についての調査的研究」でも事実は明らかになっています。
さて、ではなぜこのような流行現象が起きてしまうものなのか?
もちろんスポーツ学や栄養学といった今現在研究途中で、進化した研究のおかげで10年・20年前の事実が覆されてくるから。というのも間違ってはいません。
「乳酸が疲労物質」とか「アキレス腱は伸ばしてストレッチするもの」。代表的なものだと「水は飲むな、根性だ」。
このような、まだ科学的根拠が不十分だった時の、誰かが言った曖昧な説得。これがタイミングと流行によって広まってしまった。
血液型もそうです。
次回はどのようにして広まってしまうのかを書いていきます。
それでも血液型で判断する事は面白い話のタネにはなりますが(笑)
体脂肪はどう計ってますか?
体脂肪計が備わっている体重計でおおよそ計っていられる方が多いと思います。
インピーダンス法と言います。
しかし、これで計れる体脂肪には誤差があります。
時間、場所で違います。
同じ条件で計らなければおおよその目安にもならないでしょう。
このYouTubeで体脂肪の測り方を知ってほしいと思っています。
やってみて下さい、ラクにかがむ事ができますか?
しゃがんだり、屈んだり、ラクにできますか?
ラクにというのは「脚」に負担をかけないで屈む事ができるか、という事。
大人になると、体の使い方を意識して使っていかなければ健康になりません。
もちろん意識が自ずと無意識でできる状態まで持っていく事ができるのが理想です。
これを、前野隆司著『記憶』の中ではフィードバックからのフィードフォワードという。
その過程ではフィードバック誤差学習という・・・
すみません。話が反れるので本題は、
「子供の時は無意識にできた身体の使い方が大人になるとできない人が多い」という事。
子供の時を思い出してもらいたい。
幼い頃は落ちているボールを拾ったり、しゃがんでお話することになんら負担や抵抗はなかったと思います。
中には子供の頃から股関節が硬かったり(これは僕です。器械体操選手で東京都優勝がよくできたなと今でも思うほど)してしゃがむ事が難しい子はいるとは思いますが。
しゃがんだり屈んだりする事は瞬発的にできる子どもがほとんどだと思います。
大人よりは負担や抵抗は少ないかと。
それが歳を重ねていくとしゃがんだり屈んだりする事が億劫になって、横着して腰から曲げて「ギックリ腰」なんて言うのも珍しくはないのでは?
もちろん大人になれば体重は重くなるし、運動していないと膝がもろくなるのは当たり前なんですが。
それよりも「身体の使い方を忘れている」方が多い。
高いところに手を伸ばすときもそう、体力テストで前屈をするときもそう。
そしてしゃがんだりする時も「要は身体の使い方」です。
大人になると横着という時間に迫られどうしても急いでしまう。
そんな時に身体を使い切れてなくて無理な体勢をしてしまう。
しゃがむ時、膝から曲げてしまう。
子供の時を思い出して下さい。周りの子供を見て下さい。
しゃがむ時、お尻を外に向けお尻に体重をかける。
立ち上がる時、胸からスッと上に立ちあがる。
これ、ハニーラルヴァでは2週間ごとのテーマにしている骨盤の使い方。
そしてちょうど今回の「丸めて反る」身体の使い方です。
身体を丸めながら骨盤を後傾にするとお尻に体重がかかり、ラクに屈める。
立ち上がる時、胸から反って立ち上がろうとするとやや前に体重を逃がせる。
子供は無意識にできているんです。
こうやって子供はラクに身体を使っています。
ひとつひとつの身体の使い方を丁寧にすれば、身体への負担やケガは少なくなります。
健康寿命を延ばすために、ラクで痛くない姿勢や動かし方を意識していきましょう。