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計画的なダイエットができないと?
計画的にダイエットができないとどうなるのか?
私はボクサー時代、普段の体重からおおよそ7kg~9kの減量をしていました。
ボクサーによってはそれ以上それ以下それぞれ減量する幅は違います。
私は普段から身体を動ける体を維持していたので体脂肪は
10%ほどをキープしていました。(民間で計れる体脂肪計なら5%~7%と表示されてしまうでしょう)
普段62kgの身体を試合前日までにおおよそ55.3kg(スーパーバンタム級)または53.5kg(バンタム級)までに落とさなければいけません。
普段62kg~7kg~9kgの減量。
体脂肪で落とせる範囲は私の10%の身体でおおよそ5%が限界でしょう。現実的に人間は体脂肪約5%以下で過ごす事は不可能でしょう。
よって私の体重62kgの1%が620g。5%で約3.1kg。
62kgの体重から体脂肪分3.1kgを減量しても58.9kg。
そこからスーパーバンタム級リミット55.3kgまでは3.6kg。バンタム級の53.5kgまでは5.4kgあります。
体脂肪の他に減らせるものは水分。
しかし脱水症状を考慮すると体重の3%~5%が限界。
58.9kgの体重の3は約1.8kg、5%は約2.9kg。
この水抜き分を体重から抜くと57.1kg~56kg。
スーパーバンタム級リミット55.3kgまでは残り1,800g~700g近くになります。
バンタム級のリミット53.5kgまでは3,600g~2500g。
健康的な減量を目指すのであれば体脂肪5%の減量、水分の水抜き5%で合わせて体重の10%を減量することが、アスリートとしてパフォーマンスを発揮できる減量方法でしょう。(普段からしっかり身体をキープして体脂肪13%以下にしている事が前提)
しかしこれ以上の減量をしないと計量をクリアできません。
仕方なく食事をより減らしてたり、水分を摂取せず過ごしました。
体脂肪、水分以外で減らせるものは筋肉。
これ以上減らない体脂肪の変わりに過剰に水分を抜き、筋肉も削っていきました。
しかしこれはアスリートだから、格闘家だからこうせざるを得なかった方法です。
過剰に摂取カロリーを削り過ぎたり水分を控えたりすれば体はエラーを起こしてしまいます。
リバウンドはもちろん体調を著しく崩すものです。
自分の体脂肪を計算しながら、そして計画的にダイエットをしていく方法を考えていきましょう。
腰はひねれない、だから胸と股関節の柔軟性を高める事がポイント。
人間が日常生活の質や運動のパフォーマンスを上げるために可動域を出さなければいけない箇所は、
股関節と胸椎が重要なポイントとなります。
股関節については2022年中旬にショートプログラムとして行ってきました。
身体をひねる時のよくある間違いの「腰をまわす」という表現。
腰は実際まわりません。腰椎は5つありますが、時計のひとメモリ分程度、約6度前後しかまわりません。
つまりほぼ腰椎は「まわす」役目になっていません。
では、どこが「まわす役目」をしてくれるのか?
それは胸と股関節になります。
胸と股関節の柔軟性が高まると「ひねる」動きの幅が広くなります。
2023年の一発目のショートプログラムは「胸椎」に的を絞ってストレッチやトレーニングをしていきましょう。