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肩こりなど、固まった筋肉をストレッチで伸ばしても解決しません
自分でストレッチを行ったり、誰かにストレッチをしてもらったりする時もあるかと思います。
そこで注意です。
語弊がないように、まず
『縮んで固まった筋肉』で箇所であれば一般的なストレッチで解消できます。
しかし、『伸びて固まった筋肉』は一度伸びてしまっているので、前者のストレッチ(静的ストレッチ)では解消されません。
ひとつ例を出すと、
「パソコンや事務作業などで肩が丸まり筋肉が固まっていくと、背中の筋肉は伸びてしまった筋肉。ですが、背中と反対の前側の筋肉は縮んでいます」
この2種類の緊張状態を伸長固定と短縮固定と言います。背中と胸、腰とお腹も同じ状態ですね。
この緊張状態はどちらも血行が悪くなり不調に繋がります。
ストレッチでは静的ストレッチと動的ストレッチがあるのはハニーラルヴァでも伝えています。
先ほどの短縮固定されている筋肉を静的ストレッチ(一般的なストレッチ)で伸ばすことに効果はありますが、伸長固定された筋肉を静的ストレッチで繰り返しても効果はありません。
動的ストレッチで動かしながら体の温度を高め、関節内の関節包の分泌液である滑液を促す必要があります。
一方向に伸ばす静的ストレッチでは体の温度が高くなる事はないので、先ほどの肩こりなどの短縮固定されている筋肉にアプローチできません。
ダイナミックな動きや部位を動かしながらストレッチをする動的ストレッチで、肩こりなどの解消に当たるように努めて下さい。
膝が痛い?それは股関節が原因では?
膝が痛いという方がいらっしゃいます。
膝が痛いには理由があります。
当たり前だろ!(そうおっしゃりたいですよね 汗)
ですが、膝の痛みの明確な答えが出ていない方も少なくないのでは?
答えが出ていないから、年齢や運動のし過ぎの炎症?という曖昧な答えに落ち着くしかなくなったりしていませんか?
もちろん膝の痛みは、特定の理由だけでなく様々な理由が故障の原因になります。
歩き方が膝に負担をかけている方、走り方が負担をかけている方。
オスグッド・シュラッター病という脚の使い過ぎによって起こる病気もあります。
しかし、「股関節の硬さ」という理由もあります。
股関節が固いと上半身の揺れや身体の衝撃を直に膝で吸収してしまうようになります。
するとどうでしょう、当たり前のように膝にばかり負担がかかってきてしまいます。
こうやって膝に痛みが生じ、股関節の柔軟性が解消されない限り慢性的に膝に負担がかかっていくことになります。
そのためにも股関節を柔らかくストレッチすることは進んで行っていってほしいと思っています。
鼻のトラブルは睡眠障害
睡眠障害の大きな原因のひとつ「鼻呼吸」。
海外では10年以上前から鼻のトラブルと睡眠障害に関する論文が多く出ています。
日本ではここ数年。
ハニーラルヴァのメニューの中に「呼吸法」を入れています。
ハニーラルヴァの会員様は毎回、鼻呼吸でのトレーニングをジムでしていただいています。
鼻でのトラブルが起こると、苦しさで自分では気づかないうちに脳が覚醒してしまって睡眠の質が下がります。
要するに鼻でのトラブルは睡眠障害に事実上直結しているというコト。
データによると鼻づまりで睡眠が浅いと言う方は74%にものぼるということが分かっています。
「鼻が詰まっていれば苦しいのだから自然に気付くはずでしょ?」
そうとも言えないのが現状。
慢性的な鼻づまりの人は『鼻が詰まっているのが当たり前』の生活になり自覚がなくなっています。
睡眠の質が落ちれば心身に負担がかかり、集中力が落ちたり仕事の効率が悪くなったりします。
他の医療が急速に進化している一方、慢性胃炎や副鼻腔炎の治療がこの数十年もの間、ほとんど進化していないのが事実。
日本のここに問題もあります。
慢性的な睡眠不足は徹夜をしているのと同じです。
明日からのホームページの投稿は、具体的にどうしたらいいのか?を記載していきます。
まず簡単なところから「鼻呼吸」での私生活をおススメします。
口での呼吸が悪い訳ではありませんが、口での呼吸は鼻の呼吸を補うため、苦しい時のみ補うのが口呼吸。
そうなると予想できる通り、口での呼吸が主な人は『常に呼吸が正常ではない』と推測できます。
ハニーラルヴァでも伝えている通り、鼻は呼吸するところ、口は食事をするところ。
口呼吸はストレスの表れ。
※鼻のクリニック東京理事長 医学博士 黄川田 徹氏の著書を参考にしています。