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クエン酸って疲労回復の効果は本当にあるの?乳酸の事も一緒にお伝えします

クエン酸。
柑橘(かんきつ)系に含まれる酸の一種。酸味があり、レモンや梅干し等の柑橘系に多く含まれています。
そしてこれを飲むとよく「疲労回復」と言われるようになっています。
さて、これは本当?
調べてみました。
僕も現役ボクサー時代は良く飲んでいました。粉を水で溶かして疲労回復のために。
飲むと酸っぱくて「回復」したと思えるような体感でした。
が、これはプラセボ効果だったようです。
結論としては「効果はありません」。
クエン酸は疲労物質である乳酸を分解することで疲労回復に繋がるというウワサが広まっていました。
最近の研究では乳酸が疲労物質ではないとされました。(この乳酸については今までも何度か載せてきました)
科学的に解明されていない当初、強度のある運動をした時のエネルギーを使う過程で表れる「乳酸」を疲労物質と勝手に思い込んでいたのが理由です。
今でも、もしかしたらまだそう呼ばれている事もあるかもしれません。
頭を良くするには運動しかないという本

『脳を鍛えるには運動しかない』ジョン・J・レイティ博士
この本は3年前からハニーラルヴァに置いてあるので目にした方も多いはず。
その本が最近Tarzanでも取り上げられていました。
2000年代以降、神経科学の分野では、ラットで計測し人間で確認でき、運動と脳と心の生物化学的な結びつきを示す発見が次々に報告されたと。
運動が脳の働きをどれほど向上させられるか。ストレス、不安、うつ、ADHD、加齢をテーマにどれほど運動が脳に影響を当てられたか。
そんな本でした。
その中でひとつ、
「ストレス解消に有効な運動とは?」
レイティ博士はこう答えています。
「インターバルトレーニング」。
強弱のある運動と運動の間にインターバルという回復期間を持つことによって、バランスやリズムに気を配れ、気分の改善だけでなく心肺機能や代謝を向上させられる。
運動して休んでまた運動、このリズムが大事ですね。