④お役立ち情報(毎日更新)
汗を多くかいた分、カロリーは多く減る?

「汗をたくさんかいたから痩せる」訳ではありません。
汗をかくのは脱水なだけ、と僕も常々伝えてきています。とは言っても、
「夏の暑い時期にあれだけ汗をかいたあとなんだから消費カロリーだって相当なはずでは?」
と疑問に思っている方もいらっしゃるのでここで記載させてもらいました。
もう一度、「汗の分泌量と消費カロリーは関係ありません」。
汗の意味とは体温調節。
体温は外気温に合わせるためにエネルギーを使います。
よって、夏の外気温は体温に近いですよね?時期によっては体温とほぼ同じになります。
ですが、冬の寒い時期や涼しい時期はどうでしょう。
夏よりずいぶん体温との差がありますよね?この気温に体温を調節しなければならないためカロリーを消費するんです。
よって1年で2月~4月のほうが痩せやすいのです。
逆に8月~10月は痩せにくい時期なんです。
この差で10%の消費カロリーの差が出ると研究があります。
要するに暑い時期より、寒い時期のほうが10%も消費カロリーが違う。(基礎代謝が1800㎉の人の場合同じ運動量で180㎉も季節で違うということ)
という事は?サウナスーツ着て汗をかいて痩せようとしているのは見当違いですのでご注意を。
汗はかけますが、痩せません。
そしてもうひとつ、水分を摂取していないと汗がかけないため体温調節ができず、筋肉などの水分が減っていってしまいます。
食べないダイエットもだめですが水分も減らしてはだめです。
クエン酸って疲労回復の効果は本当にあるの?乳酸の事も一緒にお伝えします

クエン酸。
柑橘(かんきつ)系に含まれる酸の一種。酸味があり、レモンや梅干し等の柑橘系に多く含まれています。
そしてこれを飲むとよく「疲労回復」と言われるようになっています。
さて、これは本当?
調べてみました。
僕も現役ボクサー時代は良く飲んでいました。粉を水で溶かして疲労回復のために。
飲むと酸っぱくて「回復」したと思えるような体感でした。
が、これはプラセボ効果だったようです。
結論としては「効果はありません」。
クエン酸は疲労物質である乳酸を分解することで疲労回復に繋がるというウワサが広まっていました。
最近の研究では乳酸が疲労物質ではないとされました。(この乳酸については今までも何度か載せてきました)
科学的に解明されていない当初、強度のある運動をした時のエネルギーを使う過程で表れる「乳酸」を疲労物質と勝手に思い込んでいたのが理由です。
今でも、もしかしたらまだそう呼ばれている事もあるかもしれません。
水分補給が大切な「水」だけど食事中は危険?ダイエットにも逆効果って・・・

健康のために必要な「水分」補給。
ハニーラルヴァでは水分摂取量などにも着目して、
クオリティオブライフに繋げてほしく、書いてきました。
しかし「水分」これがタイミングが悪いと逆効果が・・・。
なれはなぜか?
人間は食事すると、その食べ物を消化するのに胃酸の力が必要となります。
胃に入った食べ物を胃酸が溶かすことによって消化しているため、
食べモノが胃の中にあるときに水分を摂取してしまうと、胃酸の力が薄まって消化の力が薄まって
消化に時間がかかってしまうということ。
と言うことは?
もうお分かりかと思いますが、
時間がかかればかかるほど胃への負担は大きくなってきてしまいます。
食事中の水分補給によってなかなか消化できない状態が続くと、結果体を疲れさせてしまいます。
胃が活動すればするほど、全身の血液は胃に集中。
その結果、脳への血液が少なくなるので眠気も誘発してしまいます。
そしてダイエットにも逆効果。
??
「たくさん水を飲んでおけば満腹感も感じられるでしょう?」
なんて考えた方もいるかと思いますが、
前者で伝えた通り、食事中に水分を摂取すると消化が悪くなってしまいます。
それによって噛む回数も減ってきます。
ヒトは咀嚼(噛むこと)によって満腹感を得ているため、噛む回数が減ってしまうと食事の満腹感も得られず
ダイエットにも逆効果という事になります。
攣る(つる)理由

脚がツッタ・・・
など経験したことがある方も少なくないのではないでしょうか?
よく栄養や水分がが足りてないから?または塩分(ナトリウム)が少ないから?
急激な冷え、または熱中症の寒暖差?または激しい運動による筋肉疲労?
実際はまだ解明されていないのが正直なところなんです。
しかし、ひとつ大きな原因として電解質不足とも言われています。
ちなみに電解質は「ミネラル」ではありません。
よく、電解質=ミネラルのような表示があるモノがありますが違います。
「電解質」とは体内に入ってきたミネラルが「イオン化」した状態が電解質になります。
主な電解質としてナトリウムイオンやカリウムイオンがあります。
血中の浸透圧を調整する時に必要となるのが電解質。
スポーツなどの発汗によって多く汗を出してしまったり、暑い場所の運動で電解質が外に出てしまい体の中の濃度が偏ってしまう事があります。
そんな時に「攣る(つる)」という症状が出るとも言われています。
その予防として、大量の汗をかく前にスポーツドリンクなどで電解質を摂取するというのが理想的になります。
「電解質が不足すると足がつりやすい」のもうひとつの原因として、神経の不具合こちらの原因もあります。要するに神経伝達の不調で起こる、筋肉の強い収縮。
現段階では「攣る(つる)」ということが科学では解明されていないのが現状。
これから時間が経つにつれ少しづつ解明されてはいくでしょうが、その前の予防策のひとつとして「電解質」は頭に入れておくのが得策なのかもしれません。
電解質を多く摂る分には腎臓で尿になって体外に排出してくれますので、なるべく多く摂取することが大切です。
肩こりなど、固まった筋肉をストレッチで伸ばしても解決しません

自分でストレッチを行ったり、誰かにストレッチをしてもらったりする時もあるかと思います。
そこで注意です。
語弊がないように、まず
『縮んで固まった筋肉』で箇所であれば一般的なストレッチで解消できます。
しかし、『伸びて固まった筋肉』は一度伸びてしまっているので、前者のストレッチ(静的ストレッチ)では解消されません。
ひとつ例を出すと、
「パソコンや事務作業などで肩が丸まり筋肉が固まっていくと、背中の筋肉は伸びてしまった筋肉。ですが、背中と反対の前側の筋肉は縮んでいます」
この2種類の緊張状態を伸長固定と短縮固定と言います。背中と胸、腰とお腹も同じ状態ですね。
この緊張状態はどちらも血行が悪くなり不調に繋がります。
ストレッチでは静的ストレッチと動的ストレッチがあるのはハニーラルヴァでも伝えています。
先ほどの短縮固定されている筋肉を静的ストレッチ(一般的なストレッチ)で伸ばすことに効果はありますが、伸長固定された筋肉を静的ストレッチで繰り返しても効果はありません。
動的ストレッチで動かしながら体の温度を高め、関節内の関節包の分泌液である滑液を促す必要があります。
一方向に伸ばす静的ストレッチでは体の温度が高くなる事はないので、先ほどの肩こりなどの短縮固定されている筋肉にアプローチできません。
ダイナミックな動きや部位を動かしながらストレッチをする動的ストレッチで、肩こりなどの解消に当たるように努めて下さい。