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2024-10-14 22:52:00

骨活をすると老化予防になるのか?

骨活をすると老化予防になるのか?

骨を小さくして小顔にする?

 

小さくなるのを防ぎ、たるみを予防?

 

年齢を重ねた、たるみや老け顔を防止する骨活などがあります。

 

顔の骨が縮むと皮膚が余ってたるむ?

 

こういうキャッチコピーがありますが注意して下さい。

 

もし、頭蓋骨が縮む事があったとしても、皮膚がたるむ現象は起こりません。

 

皮膚はテンションが強く掛かっています。

 

例えば、しっかり張られたテントを切ったら勢いよく開くように、皮膚もテントと同じように張力がかかっています。

 

歳を重ねると張力は弱くなりますが、基本的には引っ張られています。

 

骨が小さくなって皮膚が落ちてくるコトはありません。

 

頭蓋骨が委縮して皮膚のたるみが出るとしたら、10%以上の骨の委縮が必要になります。

 

10%委縮、ようするに10%骨が縮む事になると、身長170cmの人は身長150cmちょっとになるはず。

 

そんなことはあり得ないですよね?

 

年齢を重ねると椎間板が薄くなっていて、背が縮むのは間違いありません。

 

それでも身長が2cm~3cm弱程度。

 

骨が小さくなって、身長が縮む事ではありません。

 

椎間板の27個の椎骨が0.1mmずつ潰れてやっとこの2cm~3cm。

 

 0.1%~1%小さくなって顔の皮膚がたるむかというとたるみません。

 

 顔の骨が縮む事はありません。

 

頭蓋骨が小さくなるので皮膚が余ってたるんでくるという理論の骨活がですが、皮膚がたるむための10%の影響が全身の骨には無関係で、頭蓋骨だけに影響出るなんてことはありません。

 

骨活をしてエイジングのたるみ予防にはなりません。

 

皮膚が小さくなり、老け顔になるコトはありません。

 

しかし

 

骨が小さくなる骨粗しょう症(オステオポロシス)はあります。

 

骨粗しょう症などの骨密度の現象は外見には影響ありません。

 

【健康な人】

 

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【骨密度が低下している人】 

 

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骨活そのもの自体は有りですが、老化防止のための骨活に医学的根拠はありません。

 

寝たきりを予防するために歩いたり運動する骨活はありますが、アンチエイジングのための骨活は存在しません。

 

※東海大学医学部形成外科/北条元治氏の資料を参考にしています。

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