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アルコールは汗に流せば大丈夫か?
お酒を飲み過ぎた時、入浴やサウナで汗を流せばアルコールが汗として流れるとか?
水をたくさん飲んでトイレで小水として流せばアルコールが消える?とか。
結論は「そんなことはありません」。
汗や小水に含まれるアルコールの量はほんのわずか。
汗や小水に含まれるアルコール濃度は血中のアルコール濃度と変わりありません。
体重70kgの人の約60%が水分で42ℓ。
その42ℓにアルコールが浸透したとしても外に出るのはせいぜい1ℓか2ℓ。
2.4%または4.8%にすぎません。
その水分の中にアルコールが含まれていてもほんの僅か。
汗や小水を頼りにアルコールが出ていくと考えるのは極めて少ないと考えて下さい。
ポジティブVSネガティブ
ポジティブVSネガティブ
明るい性格・楽観的VS消極的な性格・否定的
と言う話をしようとしている訳ではありません。
筋力のトレーニングの話です。
・・・なんだよトレーニングの話か
と言わないで聞いてください(笑)
ポジティブ=求心性収縮=コンセントリック収縮
ネガティブ=遠心性収縮=エキセントリック収縮
筋肉を縮めながら鍛える事をコンセントリック、要するにポジティブトレーニング。
筋肉を伸ばしながら鍛える事をエキセントリック、こちらがネガティブトレーニングと言われています。
昔から、どちらが筋力の上達に効果があるのか議論されてきました。
ちなみにアイソメトリック(等尺性収縮)というのもありますが、これはポジティブ、ネガティブにも匹敵はしません。
作った画像のように、ダンベルをゆっくり持ち上げた時に上腕二頭筋が固くなる事がポジティブ。
ゆっくり降ろしていく時に上腕二頭筋が耐えているのがネガティブ。
筋トレ用語で「ポジティブ」、「ネガティブ」と呼んでいます。
よく、この収縮性論バトルで「ネガティブ」動作での筋力トレーニングが1番効果があると伝えている人も少なくないと思います。
しかし、これは10年以上前(2009年まで)の知識であり、ネガティブを意識したとしても全く意味はありません。
ネガティブな動作が効果的と言われてきたのはポジティブな動作よりネガティブな動作の方が筋肉に強い収縮を感じ、重い重量を耐えられるから。
この感覚が先行し、どうやらネガティブな動作を勧めてしまう由縁でした。
しかし、重い重量に耐えられることは筋肉の中のチチンというタンパク質のおかげ。
ネガティブ動作の強さが重い重量に耐えている訳ではなく、チチンという強い物質が支えているだけ。
結果として、ネガティブ動作によるトレーニングとポジティブ動作によるトレーニングを比較したところ、
どちらも統計学的な有意さは認められなかった。
要するにどちらでも変わらない。
2017年ニューヨーク市立大学の研究が信頼性の高い研究方法で調べた結果です。
極端に言うと、ネガティブは効果は変わらない上に疲労感がポジティブより増すので「ネガティブ動作」にメリットはないと言えるでしょう。
ヴェジタリアンは「野菜人」でも「菜食主義者」というのでもない
日本でも健康志向の食生活が意識され、ヴェジタリアンやヴィーガンの言葉も耳にすることが多くなってきました。
ここでその意味をもう一度再確認していきましょう。
「ヴェジタリアン」はよく野菜家や野菜人、菜食主義者とも言われますがこれは不適切。
ヴェジタリアンは野菜の「ヴェジタブル」の語尾が変化したものではありません。
ヴェジタリアンはイギリスのヴェジタリアン協会の造語。
ラテン語で「安全な」「健全な」「生き生きした」「活発な」を意味する『ヴェゲトゥス』に由来する言葉なんです。
定義として「乳製品や卵に関しては摂取する人もいるし、そうしない人もいる」これがヴェジタリアン。
そして「ヴィーガン」。
こちらは、肉類、鶏肉、魚介類はもちろん、卵や乳製品も一切取らない。
動物性食品を厳格に避けるヴェジタリアンとしているのが「ヴィーガン」。
「絶対菜食主義者」という訳語も見る事もあり、「ストリクト・ヴェジタリアン」、「ピュア・ヴェジタリアン」とも呼ばれ、
人間は動物を摂取することなく生きるべきだという主張です。