②お役立ち情報(毎日更新)
【国立国会図書館で資料を集めてきました】

このゴールデンウィーク中は資料を読むことで時間がすぐになくなりそうです。
セミナーや講演、ジムの会員様に少しでも役立てられるように霞ヶ関の国立国会図書館から資料を手に入れてきました。
この図書館でなければいけない理由は、情報量が比べ物にならないから。それと、その膨大な情報量の中でほしい情報が一瞬で手に入るから。
今回手に入れた資料は、
【身体機能】「太りやすい」体質の原因に影響を与えている栄養環境を含めた環境因子の資料。
そして
【体育の科学】健康を含め、ヒトとして恒常性を保つための『ホメオスタシス』。
と言っても、ジムの会員様ひとりひとりにこれを話してまわろうと、くどい考えはしていません。
あくまでもジムは楽しく、ホームページの記事は真面目に(ジムが真面目ではない訳ではありません 笑)。
少しでもこのジムや私の講演に足を運んでくれた方々からの質問に答えていくためにも。
皆様に健康的な生活や質の良い生活を過ごしていただくためにも。
口は上下に開かない

身体の構造を自身で理解していないと、構造にはない無理な動きを強いる形になってしまいます。
以前に「腰」の話も記事に書きました。
腰は『ひねる』役目ではない。
ひねる役目ではない腰をひねろうとするから腰痛になる、と。
今回は「口」。
口は上下に開きません。
顎関節は下アゴを下げる役目をします。上アゴを上げる役目はしません。
この構造を勘違いしていると、構造にはない無理な動きを強いることになります。
試しに下アゴを抑えながら上アゴだけを動かそうとしてみて下さい。
たぶん無理でしょう。
このように正しいイメージを持ち身体を動かす事が大切。
歩く時も足や筋肉がどのように身体についているから負担なく歩けるようになるのか。
スイングをするスポーツなどで腰ではなくどこをひねるのが体に負担が無いのか。
正しいイメージで生活や運動をしてほしいと思っています。
「ウイスキーから焼酎に変えたけど、そっちのほうがいいですよね?」

「ハイボールから焼酎の糖質オフに変えたんだけど、そっちの方がいいですよね?」
と言う質問がありました。
最近は焼酎でも表示に「糖質オ・プリン体ゼロ」表示の商品が増えているみたいです。
でも、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒はもともと糖質はゼロです。
ですが、糖質ゼロという表示でも100gあたり0.5未満であれば糖質ゼロという表示を許可されています。
以前「カロリーオフ」でもカロリーは100gに対して40㎉以下(飲料であればカロリー100gに対して20㎉以下)であればカロリーオフ表示OK。
「カロリーゼロ」も100㎉に対して5㎉未満であればカロリーゼロ表示OKという記事を書きました。
糖質オフで言えば飲料の場合100gに対して2.5g以下であること。
これが基準です。
「ハイボールから焼酎の糖質オフに変えたんだけど、そっちの方がいいよね?」
実際、僕は「どちらでもかまいません。」とお答えしました。
そして続けて普段の食事を聞いてみました。そちらが重要です。
最近は「お米食べないようにしています」とおっしゃっていました。
その他はあまり変わらないと。
ここでお答えさせていただいたのは「お米」が悪いわけではなく、
1日の食事がどういう食事をしているか?
そしてそこに含まれる糖質がどのようなものになるか?
お米だけ控えて、ハイボールを焼酎に変えただけではなんとも言えない、と答えました。
普段から糖質を摂らない食生活であれば、お米を控えると糖質が抑えられるでしょうが、
普段の食生活が糖質にあふれている中、お米を控えても・・・。
糖質はそれに「悪いモノ」ではないので「悪」呼ばわりしてもいけないもの。
確かにダイエットで脂肪を燃焼させる方法を用いる時、糖質を抑える事は必要になりますが、
過剰に恐れてしまっては逆効果にもなりかねないのでご注意下さい。
塩分の摂取量はどれくらい目安か?表にしました。

オンラインでハニーラルヴァのダイエットコースを受けてもらっている方からの質問があったので、こちらにシェアしていこうと思います。
塩分の摂取の目安は?
人間の体は塩分が少なすぎると低ナトリウム血症になります。
逆に塩分を摂取すると塩分濃度を下げるために水分を多く溜め込みます。
これは僕の過去のYouTube動画でも伝えている通り、ダイエットをする方や減量をする方は「塩分を控える」と体重が減る仕組みと同じ。
水分が多くなると血管がパンパンになり圧力がかかり「高血圧」になります。
高血圧の状況が続くと「動脈硬化」になってしまいます。
その他、「慢性腎臓病」、「骨粗しょう症」といった症状にも繋がります。
糖質の摂り過ぎ(糖質は悪ではありません)がメタボリックドミノを起こすように塩分の過剰な摂取も様々な問題になります。
さて、それじゃあ適切な塩分摂取量とは?
結論としては一日6gです。
WHO世界保健機関では世界の食塩摂取目標を5gと推奨していますが、日本人の体質はそこまで減塩向きではありません。
約6g、これが日本人向けの一日の塩分摂取量です。
表にもしたので参考にして下さい。