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姿勢の悪さで頭の重さがどれほど負荷を与えているか?
姿勢はとても重要。
でもこの重要とは??
背骨はS字を描いています。
このS字が頭の重さを支えています。
頭の重さは体重の10%。50kgの人はおおよそ5Kgもの頭の重さとなります。
その10%の頭が姿勢の悪さでどう体に負担がかかるか?
スマホを見てる姿勢を想像してみてください。
真正面にスマホを見る(目線と水平)のを0℃とすると、
少し目線を下にした15度(時計の秒針およそ3秒未満ほど)で2倍以上の負荷がかかっています。
体重50Kgの人の場合で考えると、通常で5kgの頭の重さ。
15℃でおよそ12kgの負荷。
30℃(時計の秒針5秒ほど)で18Kg。
うつむき加減にスマホを見ている角度60℃(時計の秒針で10秒あたり)であれば通常5kgの頭の重さが27Kgほど。
こう考えてみてくれれば姿勢の重要さが分かりやすいですよね。
猫背がどれほど体に負荷を与えているか。
背骨が平らになる平背になると反対に反り腰になってそれも頭の重さを増す結果になります。
S字、これを念頭に骨盤などの運動で猫背にも平背にも注意しましょう。
カロリーに対する意識が違っている方へ
ハニーラルヴァジムでは特に気を付けてほしいことを僕から伝えています。
ジムでも「食べなきゃ痩せない。飲まなきゃ痩せない」事を伝えています。
「野菜たっぷりのサラダを食べていれば体にいい」
??
「精進料理は低カロリーでダイエットに最適」
???
色々なところでまだカロリーを気にしている方々が見受けられます。
栄養士が必ずといっていいほど読む雑誌『栄養と料理』(女子栄養大学出版部)の中でも、
脂肪は体に悪い
が記載されていますが、何日か前のハニーラルヴァの記事でも伝えた通り、
2015年には厚生労働省もコレステロール摂取制限を撤廃した、と。
要するに、コレステロール制限が肥満防止につながる根拠がない事。
北海道大学理学部地質学鉱物学科入学後、医師を志し帝京大学医学部に入学し
宗田マタニティクリニックを開設した宗田哲男氏もこう説いています。
「カロリーの数値を基準に食事内容を決めるようなカロリー制限食も栄養不足の根源。
基礎代謝を基準に、男性は摂取量を1600キロカロリー女性は1200キロカロリーに抑えると太らない、
そんな根拠はひとつもありません。」と。
バランス神話もそうですね。
「炭水化物60%、たんぱく質20%、脂質20%がバランスのとれた良い食事」
とする出回っているこの比率。
これにもなにも根拠はありません。
この栄養バランスに根拠がないことは日本糖尿病学会も認めています。
カロリーとはそもそも、
「ある物体を空気中で燃焼させたときの熱量が、水の温度をどのくらい上げるか?」
という物理的な数値。
摂取する食べ物から得られる熱量や、運動や基礎代謝で燃焼されるエネルギーが同じに考えられているところから
間違っています。
栄養素は体内での役割も違えば、消化のメカニズムも違うので
「カロリーさえ減らせれば痩せる」
とは無理やりすぎる考え方。
間違えないでほしいのが、
大量の野菜でお腹を満たし、鶏肉の皮や豚肉の脂身を取り除いて食べてダイエットをした
”つもり”
になっていても、それが栄養学的にも医学的にも根拠はない。
「健康である」になにもつながりません。
ダイエットと健康もまたひとつ一緒ではありませんが。
30万円のスーツ買うよりも・・・
『30万円の仕立てスーツ買うよりも、ダイエットして三万円のスーツ買ったほうがいい』
『30万円の仕立てスーツ買うよりも、10キロ痩せれば三万円のスーツがブランドスーツに見える』
30年以上コレステロールが悪者だったのがひっくり返りました
アメリカやイギリスなど欧米でも、30年以上にわたって
「総脂肪と動物性脂肪の多い飽和脂肪酸の摂取量を抑えよう」という
食事指導が行われてきました。
しかし、2015年2月に、イギリスの医学雑誌にある研究結果が発表されました。
それは、「食事指導を実行してもしなくても、心筋梗塞などによる死亡率は変わらない」
というもの。
健康な人と、脂肪が高い患者を対象にした複数の研究を分析し、血中コレステロールを減らすような、
これまでの食事指導にはなんら根拠がないことを示しました。
日本の脂質栄養学会でも、
「コレステロールが低いほど死亡率が上がること」
「日本人は、コレステロールが高いといっても欧米に比べて低すぎること」
「女性の99%が薬でコレステロールを下げる必要がないこと」が、
データで明らかになりました。
これにより、2015年4月にはとうとう厚生労働省が
「コレステロールの食事での摂取制限」を撤廃しました。
それを受けて日本の動脈硬化学会も同年5月に、厚生労働省の基準撤廃に賛同。
コレステロールの悪者説が否定され始めてきました。