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運動心理学:なぜ運動はストレスを軽減してくれるのか?
運動心理学というと固くなるので、簡単に、運動における「メンタルヘルス」と言いましょう。
横文字にしても変わらないか(汗)
さて、定期的な運動効果、運動することによってどんな良い事があるのか?
➀不安やうつの低減
②心理的ストレス反応の低減
③判断力、反応力、理解力、記憶力(これらを認知能力)などの認知能力向上
これらの効果があります。
そして、運動によるストレスの低減効果。
➀過去のトラウマなどからくる不安の状態不安
②元々の性格や気質からくる特性不安
この二つの不安などから心拍数が上昇、筋肉が収縮、思考がネガティブになり覚醒レベル(精神の興奮レベル)がコントロールしにくくなります。
これらの症状が定期的な運動をすることによって緩和されます。
さて、どんな運動が効果的なのか?
一定ペースで行うことができる有酸素運動、リズミカルな運動が効果的。
なぜ運動をすることによってストレスを軽減できるのか?
運動を身体はストレスと感じます。
こういったストレスを減らすために身体はエンドロフィン、セロトニンというホルモンが分泌されます。
多幸感や鎮痛作用、精神的安定をはかるホルモンです。
そして運動をやめると身体にかかるストレスがなくなりますが、先ほどのホルモン分泌がすぐになくなる訳ではありません。
徐々にホルモン分泌が下がっていきます。
この間、ストレスはなく多幸感が出ている状態になります。
このため運動によってストレスを感じなくなる効果が出てくるという訳です。
体脂肪が多い人は寒さに強い?
体脂肪が多い人は寒さに強い?体脂肪が寒い空気を遮断してくれるのでは?
結論としては、そんな事はありません
体脂肪がある人は体脂肪が少ない人より寒さに強く、暑さに弱いのでは?と思う事もあったでしょう。
しかしそんな事はありません。
体内で熱を最も多く産生しているのは筋肉で、脂肪の役割はエネルギーを蓄える事。
体脂肪のほとんどは白色脂肪細胞で熱を発生する役割ではありません。
そのため、体脂肪が多い人は「保温」の働きをするものの、熱を産生させることはありません。
人が暑さや寒さを感じるのは皮膚上の感覚点。
「温点」「冷点」
皮下脂肪の多さで体感温度は変わらないという事です。
ドライアイの原因は涙の分泌が足りないワケじゃない
従来、ドライアイの原因は涙の分泌が足りないとされ、涙の不足を解消するために涙に近い成分を眼薬を点眼してきました。
しかし、この治療は効果がないとうたうのは、眼の事についての資料を毎度参考にさせてもらっている日本最大級の眼科の深作スーパードクター。
ドライアイの原因は涙を保っていられるようにする「油」。この油の成分を出すマブタのマイボーム腺が8割の原因とされているようです。
涙の分泌不足だという神話が続いてきた昨今ですが、ドライアイ解消を加速してくれる内容となっています。
涙の分泌量が少ないからという理由は患者さんだけじゃなく眼科医も信じ続けてきたというのだから驚きの話。
でも涙の分泌の異常もなきにしもあらず。しかしこれはドライアイ原因の1割程度。
他の1割は眼の炎症が原因によるドライアイ。
涙の油を分泌するマイボーム腺の出口が詰まるマイボーム腺梗塞という症状のせいなんです。