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猫背にしてしまっている人のために
猫背のポイントは
背中ではありません。
それはもちろんの事。
腰 です。
背中が前に曲がっていくと、体はバランスを保とうとして、腰がうしろに引かれていきます。
腰がうしろに引かれていくと、足元もバランスを取ろうとするため、つま先側に重心を置こうとします。
逆から考えてみて下さい。
つま先に重心を置いて、腰をうしろに引いてみて下さい。すると、身体はバランスを取ろうとして背中が丸まっていきます。
猫背の完成です。
猫背になってしまっている訳ではなく、自ら猫背にしていると言っていいと思います。
良い姿勢で肩を丸めようとする方が難しいほど。
猫背に限った事ではありません。良い姿勢であれば不健康になる方が難しくなります。
太ると言われている糖質は摂取するとどのくらい脂質になるか?
糖質制限で防げる糖尿病への対策はたったひとつの「高血糖防止」のみです。
糖尿病になると様々な代謝異常が起きます。
筋肉に糖が取り込めなくなったり、脂肪が合成されなくなって血中に脂肪が蔓延したり、はたまたタンパク質の分解も促進されたり。
ですが、糖質制限はたったひとつの「高血糖」対処のみ(何度も言います)。
しかし、この高血糖の対処の糖質制限で引っかかることありませんか?
高血糖に対処して糖質制限を行ったとしても、ただ血糖値を上げないようにしているだけで糖代謝異常は良くならないばかりか、糖質制限のメインデザートとなる脂質ばかりが増え、体は脂だらけ(血中遊離脂肪酸濃度上昇)。
こんな状態になってしまいます。
と、ここまでは糖尿病の話。
よく、糖質は太る!
と疑われてしまう「糖質」さんたちですが、疑われる理由に
「エネルギーとして余った糖質は脂肪に変わる」とあります。
ですがここでもひとつ。
糖質から脂質へそのまま変換されることはなく、糖質1gからは約0.28gの脂質しかつくれません。
100gで約28g。
ご飯普通盛りでおおよそ57gの糖質があるのでそれを約倍の2杯で28gにしかなりません。
それに加え、エネルギーにした効率も悪くなります。
エネルギーにすると糖質1gは約4kcal、脂質1gで9kcalのエネルギーをつくれます。
ですがこの糖質1gを脂質に変換するとして0.28gになったエネルギーを使うより、そのまま糖質1gの4kcalを使った方が効率が良いことになります。
脂質0.28gでは約2.5kcalにしかなりません(細かくてすいません)。
さらに!
「食べ過ぎたら変換されるのか?」
と言ったらそうではありません。
変換する方が効率が悪いのは分かってもらえたかと思いますが、糖のまま体に蓄えた方がこれも効率が良いんです。
体重1kgに約15gのグリコーゲンが貯蔵できると言われているので50kgの体重の人で約750g(脳や神経系でおおよそ100g~150gは使う)。
こうなると糖質が太る!というのもなかなか無理があるとは思っていただけたかと思います。
糖尿病予防に糖質制限というのも、糖尿病を悪化させてしまうコマンドになってしまう。
もちろん糖質制限を短期で利用する場合はあります。
しかし何事も普通の生活、普通の食事以外の事を長く続けてしまうと「あとが怖い」ということになりかねないので注意です。
小学生に向けたトレーニング指導
ハニーラルヴァ矢板店のオーナーを担う多田氏と一緒に
『子どもへ向けたトレーニング指導』
講師を担いました。
子どもの場合、第二次性徴期を見極めて運動指導をしていかないといけません。
重い重量を持つトレーニングや長時間のトレーニングにを避けていきたいことろです。
基本の体力を付けてもらうトレーニング。筋トレですね。
それを伝えて、親御さんにも簡単に説明しながら
比較的安全な方法とやめた方が良い方法を説明した講演でした。
世界の肥満人口が10億人突破
学術誌ランセットに掲載された最新の研究で明らかになった、
『世界の肥満人口が10億人を超えた』
2022年のデータを基にしています。
世界には肥満とされる成人が8億8000万人、子どもは1億5900万人。
肥満は2型糖尿病や心臓疾患、一部のがんといった深刻な病気を引き起こすリスクを高めます。
場合によっては不健康な食品を宣伝する、積極的なマーケティングキャンペーンが行われている事もあります。
1990~2022年を対象とした今回の研究では、子供や思春期の若者の肥満率は4倍に増加。
成人では女性が2倍に、男性が3倍近くに増えたと言います。
逆に低体重が顕著だった国に日本人の女性が各当。
その理由に「体重の自己認識が実際の体重よりも多く、それが【望ましい】体重より多い」と考えるケースの影響ではないかと論文は指摘。
国際的な諸問題によって、肥満と低体重の両方による栄養不良が深刻化する危険性を危惧している。
気候変動や新型ウイルスのパンデミックによる影響、戦争などは貧困の拡大と栄養価の高い食品の値上がりに繋がり、肥満率と低体重率を悪化させる危険をはらんでいる。
ある国では家庭の食糧が不足し、別の国では健康的ではない食品にシフトするという連鎖反応が起きています。