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コリックや黄昏無きにも効くプロバイオティクス
腸内活動『プロバイオティクス』『プレバイオティクス』。
以前もここの記事に取り上げさせてもらいました。
プロバイオティクスは、ヒトの腸内フローラを構成する細菌を直接入れる事。
納豆やヨーグルト等。
プレバイオティクスは、元々お腹の中にる有益な腸内細菌の、エサになるような食品を摂取することで腸内環境を良くする事。
キノコ、根菜、麦ごはん、フルーツ等。
これを合わせて摂取する『シンバイオティクス』もあります。
フルーツにヨーグルトをかけて摂取等。
今回はこのプロバイオティクスに注目。
私はダイエットの参考資料としてエミリー・オスター氏の本も参考にしています。
エミリー・オスターは2児の母にして経済学者のため、データ&経験をもとに出産前から出産後の「子どもの育て方」を解いている一人。
自分の子育て経験と、そもそも出されているデータの、両方を公開しながら解いている人です。
私のダイエット指導で出産後のクライアントさんもいらっしゃるので、どの質問でも話ができないといけないと思い読んでいます(もちろんお母さま方の経験には適いません)。
その中で泣き止まない赤ちゃんの症状「コリック」や「黄昏なき」は母親ならではの悩み。
このコリックに効果があったとされる治療法が「プロバイオティクス」。
プロバイオティクス以外でもコリックや黄昏なきを改善させたのは、赤ちゃんの栄養管理。ようするにミルクなら種類を変え、母乳なら母親の食事を変える。
しかし、プロバイオティクスやプレバイオティクスなどの腸内環境は赤ちゃんにも及ぶ大切な腸内改善。
腸内環境、腸内フローラ等、腸内を意識することはとても大切なことですね。
尿失禁には骨盤底筋トレーニングを行って改善へ向かいましょう
骨盤底筋と呼吸の関係を以前説明しました。今日も骨盤底筋の話をします。
昨日の記事へGo→ 骨盤底筋が弱ると口で呼吸する
「骨盤底筋かぁ、私には関係ないなぁ」
とはならず、誰もが関係ある理由は以前並べておきました。
けっこう鍛える理由はありますよね?
「骨盤底筋が弱い」や「骨盤底筋を鍛える」理由としてまずひとつ挙げられるのが
尿失禁。
尿失禁とは、お腹の中の腹圧コントロールが不良になるために起きる症状です。
年齢に関係なく、腹圧が弱いと起きる症状でもあります(ドローインやブレーシングができていないとより起こりやすい)。
昨日も記事にしましたが、骨盤底筋が弱ると様々な箇所に影響が出てしまいます。
なので、昨今では骨盤底筋に着目したトレーニングが多く見られます。
ハニーラルヴァでも参考にしているフランス式骨盤底ダイエットの『ペリネダイエット』。
それに日本国内でも『膣トレ』はメジャーでもあります。
アメリカの産婦人科医ケーゲル氏の『ケーゲル体操』というネーミングでも骨盤底筋トレーニングがあります。
コレ、女性だけの問題ではなく男性でも大きな不健康問題のひとつ。
また、出産後の女性は、より骨盤底筋が衰えてしまう可能性もあります。
姿勢だけで言うと、Drow-inと腹圧を意識したBraching(白樺のポーズ)で充分ですが、
新潟医療福祉大学の方たちの論文『腹部筋群及び骨盤底筋群の活動が膀胱の位置に与える影響』を見ていると
「姿勢では尿失禁は防げない」とあります。
論文→ 腹部筋群および骨盤底筋群の活動が膀胱の位置に与える影響
尿失禁防止や骨盤底筋を意識させるには随意収縮が望ましいと表記してあります。
自分の意識をする随意収縮により促された骨盤底筋群が、骨盤内の臓器を上げてくれ骨盤底筋への負担を軽くしてくれる。
随意収縮とは自分で意識をするというコト。
要するにトレーニングです。
骨盤底筋トレーニングで防ぐことが可能だと話しています。
『尿失禁に関する骨盤底筋訓練の効果の検証』の論文では、骨盤底筋トレーニングなどで尿失禁が無くなった人は42.9%、頻度が減少した者を含めると92.9%。
また、ある論文ではトレーニングをして尿失禁がなくなった人は40%、頻度が減少した人は100%にも及んだものもあります。
尿失禁に関してもこれだけの改善ができている骨盤底筋トレーニング。
それほど『腹圧』を意識できるかできないかで姿勢不良から健康不良まで影響は続いてしまうというコトを意味しています。
小学生に向けたトレーニング指導
ハニーラルヴァ矢板店のオーナーを担う多田氏と一緒に
『子どもへ向けたトレーニング指導』
講師を担いました。
子どもの場合、第二次性徴期を見極めて運動指導をしていかないといけません。
重い重量を持つトレーニングや長時間のトレーニングにを避けていきたいことろです。
基本の体力を付けてもらうトレーニング。筋トレですね。
それを伝えて、親御さんにも簡単に説明しながら
比較的安全な方法とやめた方が良い方法を説明した講演でした。
一般的なダイエットの考え方をみてみましょう ③ジョギングやウォーキングをする
一般的に考えるダイエットあるあるを、ほんとに痩せる方法なのか?を解いていくシリーズの最終話。
今回はジョギングやウォーキングなどの運動をしている方へ向けた忠告。
忠告?というと物々しいしいものはあるのですが。
もちろん「運動」という観点からは必須です。ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動も筋力トレーニングも(無酸素運動は脂肪を燃焼しないというわけではありません)。
しかし!(いつもうるさくてすみません)
まずカロリーを運動に頼らない事!
カロリーをベースに考えて比較してしまうと、食事と運動のどちらが効率がよくカロリーを減らせる?と言ったら、
そりぁ「食事」に決まっています。
運動で減らせるカロリーはほんと僅か。
体重や強度で消費されるカロリーは違うので、60kgの体重の人を例にとってみましょう。
30分のバレーボールやボウリングで約95kcal
30分のテニスの試合で約142Kcal
10分間水泳のクロールを続けた場合で約87Kcal
フルマラソンでやっとこさ約2500Kcal
1kgの体脂肪を燃焼するには7200kcal必要
フルマラソンでおおよそ350gの体脂肪が燃焼されるという訳です。
フルマラソンですらそれくらいのカロリー消費になってしまうんです。
「いやいやフルマラソンすると3kgくらい体重減るぞ!」
「サウナ入った出た後でも2kgは体重減る!」
,,,,,,,それは過去この記事でも何億回も言っている
「脱水しているだけ」!
水分は体脂肪が削れている訳でもないんで、それ補充しないと!ただの脱水!
温泉や銭湯に必ず置いてある体重計がなぜか、「入る前と出た後を比較してみてね」と言わんばかりの絶妙な位置に置いてあるから仕方ないのかもしれませんが、そういった意味で計るものじゃありません。
さて、じゃあ運動が必要ないのかといったらそれは必要めっちゃあります。
そこはカロリーじゃなく、皆さんもご存じの通り基礎代謝を上げる事(筋肉をつけて基礎代謝を上げることも含む)。それに加えあらゆる生活習慣病を防いでくれます。
それにボディメイクも運動なしじゃできません。せっかく体脂肪が取れても体が貧相だったら勿体ない。
カロリー目線に限ってみるのでなく、食事と運動はセットで行って下さい。
それに、一般の人がアスリート並みの運動や筋力トレーニングをする必要はありません。
ダイエット最中ならまだしもダイエット時期を過ぎてその運動が継続できるモチベーションがあるでしょうか?
筋トレしまくって大きくなった筋力を、ダイエット時期が終わっても維持することができるでしょうか?
これができなないとリバウンドします。
それに運動をめちゃめちゃする事がダイエットではないので。
それにほんとシンプルな事なんですが有酸素運動を長い時間行うとお腹減るんです。
長くジョギングやウォーキングをしてお腹が減り、結局また食べるといった相殺では,,,,,,
それに間違ったフォームなどで長時間のジョギングやウォーキングをして膝が痛くなった、という人も少なくないのでは?
さてさて着地に向かいましょう。
ここまで色々伝えてきたら見えてきたのではないかと思います。
運動は「基礎代謝」。そしてそれが、そう!
「カロリー」に繋がりますね!
ここまできたらもう単純。
ということは?
1日に必要なエネルギー(基礎代謝)、そしてそこに運動(基礎代謝が向上すればより上がる)を含めた行動するエネルギー。
これが人のメンテナンスカロリーと言って「1日を過ごすために必要なエネルギー」になります。
その1日を過ごすために必要なエネルギーを基準に体脂肪を調整していくのが「ダイエット」。
余分なモノは体脂肪なので、ダイエットをする人はその1日を過ごすために必要なエネルギー、要するにカロリーを過剰に摂取しているというコト。
ここから考えていけばダイエットというのはそう難しくないんです。
もちろん「じゃあ食べないで飲まないでカロリーを削ればいいんだね!」となったらまた今回の➀からやりなおしなんですが,,,,,(笑)
体重や体脂肪の数字には敏感になっても、その他の計算は考えたくない!
と言っちゃあ,,,,見たいモノだけ見て、見たくないモノに目をつぶることになります。
でもせっかくジムに通ってくれている方々にそこを常に考えろ!というのは拷問(笑)計算なんかしなくていい。
ただそういうことなんです、と頭に入れておいてくれるだけでいいんです。
そこはトレーナーの仕事。
そこに睡眠時間や体調も整え、ヒトの生理的な身体の作用を考慮し、なおかつ健康にボディメイクをして「ダイエット」を成功させるのがトレーナー。
根本はそこです。
痩せやすい体、痩せにくい身体、太りやすい体質、太りにくい体質はほんと小さな問題。
そこじゃない!
これでもまだ要約して伝えるには力不足な私ですが、分かりやすく理解していただこうとこれからも発信を続けます。
頑張ります。