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2025-05-26 08:21:00

一般的なダイエットの考え方をみてみましょう ③ジョギングやウォーキングをする

一般的なダイエットの考え方をみてみましょう ③ジョギングやウォーキングをする

 

 

【ダイエット最終章】「運動すれば痩せる」は本当か?カロリー神話に終止符を。

 

 

◆運動=痩せる、は間違い?

 

 

「毎日ジョギングしてるのに痩せない…」


「ウォーキングしてるから食事は気にしなくていいでしょ?」

 

 

こんな声、ジムでもよく聞きます。


もちろん運動は健康に不可欠ですが、ダイエット=運動すれば痩せるという考え方は、実は大きな誤解です。

 

◆運動で減るカロリーは意外と少ない

 

 

体重60kgの人が30分運動した場合のカロリー消費量は…

 

 

  • バレーボール・ボウリング:約95kcal

  • テニスの試合:約142kcal

  • クロール10分:約87kcal

  • フルマラソン:約2500kcal

 

 

驚くべきは体脂肪1kgを燃焼するには7200kcal必要ということ。


フルマラソン完走でやっと350gの脂肪燃焼です。

 

 

つまり、体脂肪を減らすには、運動よりも「食事の見直し」が圧倒的に効率的なんです。

 

 

📚【参考論文】

  • Donnelly, J. E. et al. (2009). Appropriate physical activity intervention strategies for weight loss and prevention of weight regain for adults. Med Sci Sports Exerc.

  • Hall, K. D. et al. (2012). Quantification of the effect of energy imbalance on bodyweight. The Lancet.

 

◆「減った体重」は本当に脂肪?

 

 

「サウナ入ったら2kg減った!」「フルマラソンで3kg落ちた!」


これ、脱水による一時的な体重減少で、脂肪が減ったわけではありません。


水を飲めばすぐ元通り。

 

 

ジムの体重計も、入浴後に測るためのものではありません。

 

 

◆それでも運動は必要です

 

 

じゃあ運動は意味がない?


そんなことはありません!

 

 

  • 筋肉をつけて基礎代謝を上げる

  • 生活習慣病の予防

  • 引き締まったカラダをつくる(ボディメイク)

 

 

運動は「痩せるための手段」ではなく、「健康的で美しいカラダをつくるための土台」です。


ただし、「食事管理」とセットで行わなければ意味がありません。

 

 

◆有酸素運動は「お腹が減る」

 

 

ジョギングやウォーキングは健康に良いですが、長時間行うと空腹感が強まりやすくなります。


結果、食べ過ぎてしまっては本末転倒。

 

 

さらに、フォームが間違っていると膝や腰を痛めてしまうことも。

 

 

◆本当に必要なのは「1日の適正カロリー」を知ること

 

 

ダイエットとは、1日に必要なエネルギー(メンテナンスカロリー)に対してどれだけ余分に摂っているかを調整する行為です。

 

 

  • 基礎代謝(=何もしなくても消費されるカロリー)

  • 日常活動や運動で消費されるカロリー

 

 

この合計が、あなたが1日に必要とする「メンテナンスカロリー」。
ダイエットとは、これを少し下回る食事に調整することです。

 

 

✅ 無理に食べないダイエットはリバウンドの原因になります

 

 

 

◆ジムに通っている皆さんへ

 

 

すべてを自分で計算する必要はありません。


私たちトレーナーがそのためにいます。

 

 

  • カロリーの計算

  • 運動の継続性の設計

  • 生活リズムに合わせたアドバイス

 

 

一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせて、「続けられるダイエット」を一緒に組み立てていきましょう。

 

 

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