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2024-03-08 06:20:00

尿失禁には骨盤底筋トレーニングを行って改善へ向かいましょう

尿失禁には骨盤底筋トレーニングを行って改善へ向かいましょう

骨盤底筋と呼吸の関係を以前説明しました。今日も骨盤底筋の話をします。

 

昨日の記事へGo→ 骨盤底筋が弱ると口で呼吸する

 

「骨盤底筋かぁ、私には関係ないなぁ」

 

とはならず、誰もが関係ある理由は以前並べておきました。

 

けっこう鍛える理由はありますよね?

 

「骨盤底筋が弱い」や「骨盤底筋を鍛える」理由としてまずひとつ挙げられるのが

 

尿失禁。

 

尿失禁とは、お腹の中の腹圧コントロールが不良になるために起きる症状です。

 

年齢に関係なく、腹圧が弱いと起きる症状でもあります(ドローインやブレーシングができていないとより起こりやすい)。

 

昨日も記事にしましたが、骨盤底筋が弱ると様々な箇所に影響が出てしまいます。

 

なので、昨今では骨盤底筋に着目したトレーニングが多く見られます。

 

ハニーラルヴァでも参考にしているフランス式骨盤底ダイエットの『ペリネダイエット』

 

それに日本国内でも『膣トレ』はメジャーでもあります。

 

アメリカの産婦人科医ケーゲル氏の『ケーゲル体操』というネーミングでも骨盤底筋トレーニングがあります。

 

コレ、女性だけの問題ではなく男性でも大きな不健康問題のひとつ。

 

また、出産後の女性は、より骨盤底筋が衰えてしまう可能性もあります。

  

姿勢だけで言うと、Drow-inと腹圧を意識したBraching(白樺のポーズ)で充分ですが、

 

新潟医療福祉大学の方たちの論文『腹部筋群及び骨盤底筋群の活動が膀胱の位置に与える影響』を見ていると

 

「姿勢では尿失禁は防げない」とあります。

 

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論文→ 腹部筋群および骨盤底筋群の活動が膀胱の位置に与える影響

  

尿失禁防止や骨盤底筋を意識させるには随意収縮が望ましいと表記してあります。

 

自分の意識をする随意収縮により促された骨盤底筋群が、骨盤内の臓器を上げてくれ骨盤底筋への負担を軽くしてくれる。

 

随意収縮とは自分で意識をするというコト。

 

要するにトレーニングです。

 

骨盤底筋トレーニングで防ぐことが可能だと話しています。

 

『尿失禁に関する骨盤底筋訓練の効果の検証』の論文では、骨盤底筋トレーニングなどで尿失禁が無くなった人は42.9%、頻度が減少した者を含めると92.9%。

 

file.jpeg

 

論文→ 尿失禁に対する骨盤底筋訓練の効果の検証

 

また、ある論文ではトレーニングをして尿失禁がなくなった人は40%、頻度が減少した人は100%にも及んだものもあります。

 

尿失禁に関してもこれだけの改善ができている骨盤底筋トレーニング。

 

それほど『腹圧』を意識できるかできないかで姿勢不良から健康不良まで影響は続いてしまうというコトを意味しています。

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