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高齢者が痩せているのは先進国で日本くらい①

『ペットボトルのフタを開けられなくなったらたくさん食べる生活にチェンジ』
これからの話は痩せているのはスタイルが良いという話ではなく、
年齢が高くなるのなら痩せ過ぎてはいけないという話です。
高齢者を衰えさせている一番のリスク、それは食事量。
食事量を減らして低栄養となり「肺炎」や「骨折」を起こして入院してしまうケースがとても多いのが日本。
入院してしまうと痩せるスピードが加速していきます。
アメリカの老人病院のデータでは、痩せている高齢者が入院すると死亡率が4倍になるという結果に名なった模様。
『痩せていると死亡リスクは高く、太ってると死亡リスクが低くなります』
体重に余裕がある人は、大病や入院をしたあとも生きるエネルギーを枯らすことなく元通り回復できる人が多いということ。
『食べ過ぎは良くない』
というのは若い時の場合、高齢者には全くそれは通じない事。
健康寿命を守るために防ぐべき病気、
脳卒中、心筋梗塞、腎臓病。
これらの進行を遅らせるために、カロリーや塩分の制限、血圧や血糖、コレステロールを下げる事、そのためにも薬を処方されている方も少なくないと思います。
しかし、年齢を重ねると食事の制限は逆にリスクになります。
「若者や中高年世代が健康のために気を付けるべき事」≠「高齢者が健康のために気を付けるべき事」
そのタイミングは『ペットボトルのフタを開けられなくなったらたくさん食べる生活にチェンジ』
動脈硬化を合わせ、食べる事で防げるリスク要因を合わせると40%にもなります。
「今から防げるリスク」を確実に防ぐことが大事。
高齢者にとっては薬を飲む事よりちゃんと食べる事(基礎体力をつけること)。
睡眠薬や精神安定剤、咳止め薬には食欲を減退させる作用が多いのも事実。
BMIとしては男性27.5~29.9、女性は23~24.9が高齢者の目指すBMI。
男性では肥満中型、女性ではちょっとぽっちゃりくらい。
これが健康なBMIと言われています。
見た目も、年齢が増えていくほど、痩せているよりふくよかな人の方が健康的に見えるでしょう。
一般的にはBMIが25を超えると肥満、18.5を下回ると痩せすぎに確答し「22」が最も病気のリスクが低くなると「標準体型」とされていますが、『ペットボトルのフタを開けられなくなった』時にそのBMI指数は通じなくなります。
中でもBMI16の人はBMI22の人の2.6倍も死亡リスクが上がる報告です。
高齢者は血圧を下げなくて良い?
カロリーをなぜ多くしなくてはいけない?
血糖値を下げなくて良い?など疑問があるでしょう。
その疑問は明日また解決させていきます。
便が水に浮いたら、監督は先発投手を早めに交代させる準備をする

便の太さや大きさが変わる事は誰でも気づきやすいですが、重さで体調が判断できます。
ある野球監督は
「先発投手が水に浮くような便をした場合、リリーフ投手(他の投手の交換)を早めに用意する」
便が軽いということは消化・吸収が悪いということを意味します。
ということは野球選手やスポーツ選手はスタミナが無いと判断し、監督は交代を準備。
➀下痢で水分が多くなった場合
②発酵や腐敗が起こってガスが発生した場合
③便の中に脂肪分が多く含まれている場合
どれも消化不良の結果起きる症状になります。
便は水分の含有量によって変わります。そしてその水分量は、胃腸の健康状態、働き具合によって左右されます。
食事の量や質によって、便の量や固さが変わり、形も変化し重さも変わります。
美しい姿勢「ペリョースカ」

今でこそトップレベルにある器械体操日本代表。
しかし以前は姿勢が悪く、旧ソ連の体操コーチが日本女子体操競技のコーチになって伝えた姿勢。
これがペリョースカと呼ばれる「白樺のポーズ」。
ハニーラルヴァではこれを大事にしています。
体幹トレーニングの時は特にドローインと共に意識していただいています。
この白樺のポーズとは単に「美しい姿勢」だけでなく、体を自由にコントロールできる機能美としても重要視されています。
脊椎が湾曲すればするほど、地面からの力を体に伝えにくくなり、パフォーマンス力に欠けます。
脊椎の湾曲の幅をなるべく抑え、足から頭までの力を十分発揮できる姿勢、それがこのポーズ。
「機能美を兼ねそろえた美しい姿勢」これが白樺のポーズという事になります。
写真の画像の一番右、これが理想です。
飲料水の遊離糖類表示を気にする事で防げる病気

表を作りました。
加糖清涼飲料や加糖炭酸飲料など、あまい飲料に入っている遊離糖。
これらを多く含む飲料は虫歯、肥満、糖尿病などの生活習慣病のリスクになるとされています。
日本の厚生労働省ではどれくらいの糖類を摂取すると健康に影響が出るのか、また現在日本人がどれくらいの糖類を摂取しているかについてほとんど明らかになっていないため摂取量の上限が設定されていません。
アメリカ心臓学会は遊離糖の1日の摂取量を男性36g、女性24gとしています。
2015年のWHOガイドラインでは肥満や虫歯を予防する目的では1日の遊離糖類摂取量を総カロリーの10%未満に減らすコトが強く推奨されています。
さらに総カロリー摂取量の遊離糖類を5%未満、おおよそ25gに抑えると、より健康につながると推奨しています。