②お役立ち情報(毎日更新)
本日は栃木県矢板市すみれ幼稚園、来月は矢板市木幡北山

本日は、すみれ幼稚園のママさん方に骨盤底筋講習をさせていただきました。
来月11月19日は矢板市木幡にあるはつらつ館にて
「正しい呼吸・正しい立ち方・負担のない歩き方」セミナー
を実施いたします。
切らずに治す

免疫が下がると患ってしまう、生活習慣病とも言える
痔。
成人(日本人)の7割が痔を患っていると言われてます。
ドイツの解剖学者による成人の遺体調査で、約70%の遺体に痔が発見されていると言われています。
日本で一番多い病気は『虫歯』、その次に多いと言われている病気が『痔』。
肛門や口の中は炎症が多いので、局所免疫のリンパ球がいっぱいあります。
局所免疫のリンパ球はストレスや疲れなどで減っていきます。そうすると炎症が起きやすくなってきます。
免疫が低下すると患う病気、要するに生活習慣が及ぼす病気、それが『痔』。
下痢や便秘や飲酒、肉体疲労や冷え、これに対抗する能力、つまりこれらのストレスに免疫力が弱く太刀打ちできなくなるとかかってしまう生活習慣です。
必要なのは手術ではなく、生活習慣病の改善。
ドイツではいぼ痔の手術は7%、イギリスは5%、アメリカは4%、日本はおおよそ40%をしているというデータになっているそうです。
生活改善のポイントは、トイレの使い方や食事、運動。
便を出すために朝食を食べて腸を動かすのがポイント。目指す1日の食物繊維は21g。
トイレはいきまない。いきむと血圧は脳血管が切れる圧力の200を超えてしまいます。なので、いきむことはしないよう注意。
ただでさえ、洋式便器だと座っているだけで血圧が150にもなってしまいます。
長くトイレに滞在しないようにする事、トイレは3分までと言われています。3分以内で出ないトイレはムリをしない。
運動は1時間に1度10m歩いてほしいと言われています。おおよそ10mは8.5秒程度。
「8.5秒歩く」
座っていると肛門へ行く血管が潰れて、お尻にうまく血が行きわたらず炎症の原因になるとのこと。
他の運動では1階分は階段で上がる。1階分とは石段を20段程。
生活習慣を改善させて痔と向き合っていく事が手術をしなくても治す手段。
食生活の改善、運動不足の解消、自律神経の安定。
血圧や血糖値、コレステロール値の数値の低下に繋がり生活習慣全体を良くする。
クオリティオブライフの向上になります。
痔は手術をしないで治す。
平田肛門科医院院長、平田雅彦氏「痔の治し方」から。
効果的な水分量摂取方法

「水分摂取に効率が良い方法はありますか?」
質問があったので答えます。
まず『温度』。
水温の高い22℃以上では吸収量が鈍り、また低すぎる2℃以下でも鈍くなります。
適切な水分摂取ができなく体に負担がかかる可能性もあります。
スポーツパフォーマンス向上という点では水温5℃~15℃の水分補給が適していると言われています。
この温度になる目安を横浜国立大学 田中英登教授は、
『冷水器で冷やされた水や、しばらく流水したあとに出る水道水の温度です。
冷蔵庫や自動販売機から取り出した温度はおおよそ4℃~6℃。
5℃の水とは、一般的な家庭用冷蔵庫で1日保管した場合の平均温度になります。』
そして、水分摂取をより効果的にするには『塩分』と『糖分』を含んだ水分補給が効率的になります。
日本スポーツ協会でも熱中症予防の水分補給として食塩と糖分を含んだ飲料を推奨しています。
塩分1gに対しておおよそ水分を100g保持。
糖分1gに対しておおよそ水分を3g保持しようとします。
それぞれ水分とくっつこうとするわけです。
だから塩分が多い食事をすると顔がむくんだりするという事。
お酒を飲んだ次の日に顔がむくむ人がいらっしゃいますが、お酒のつまみとして塩分がたくさん入っているつまみが多いので顔がむくむという訳です。
よって水分をより吸収したい時は塩分と糖分の摂取もおススメします。
タンパク質を摂り過ぎるともちろん太ります。

プロテインについての必要性は今までハニーラルヴァの記事でも何度か書かせていただいています。
『プロテインは健康維持にとっては必要ありません』
なにかしらの理由で肉や魚が食べれないといった食生活が偏り、タンパク質を食事から摂取できない健康ではない方の摂取のみ。
もちろんビルドアップなどの体を大きくするためにボディビルダーなどには適してます。
なんにせよ、偏った食事のためにひとつの栄養補助食品でまた偏らせるのも本末転倒です。
タンパク質が足りないからいって食物からの栄養ではなく、ドリンクでタンパク質を大量に摂取。
今回は、他の栄養素や咀嚼もしない事に矢印を今日は向けません。
とにかくこれも「体脂肪の増加」になります。
体作りの材料のタンパク質から余ったタンパク質はエネルギーに変わります。
この時、エネルギー摂取量が足りていれば体脂肪になって蓄積されます。
それは当たり前、脂肪だろうが炭水化物だろうがタンパク質であろうが余れば体脂肪です。
手軽にタンパク質を補充できると健康上の悪影響になりかねませんのでご注意下さい。