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腰痛の原因になり得る筋肉
腰方形筋(ようほうけいきん)
この筋肉、長時間同じ姿勢をとっていたり、座っていたりするとこの筋肉が硬くなりやすくなります。
この筋肉は骨盤(腸骨稜)から腰椎(腰椎の横の横突起)に付いているため腰の硬さや腰椎に関わってきます。
さらに肋骨(12肋骨)にも付いているため、胸郭や横隔膜にも影響があります。
腰方形筋の役目は、側屈や伸展です。
しかし、座り続けているという事は腰椎が屈曲して丸まっています。
その時、腰方形筋が伸び切って固まっている状態であって、腰を反りにくく腰が固まってしまっている状態でもあります。
背筋が固まって腰痛になり得るということもありますが、腰方形筋が硬い状態だと腰の硬さや腰痛が出る可能性が高くなります。
タンパク質を摂り過ぎるともちろん太ります。
プロテインについての必要性は今までハニーラルヴァの記事でも何度か書かせていただいています。
『プロテインは健康維持にとっては必要ありません』
なにかしらの理由で肉や魚が食べれないといった食生活が偏り、タンパク質を食事から摂取できない健康ではない方の摂取のみ。
もちろんビルドアップなどの体を大きくするためにボディビルダーなどには適してます。
なんにせよ、偏った食事のためにひとつの栄養補助食品でまた偏らせるのも本末転倒です。
タンパク質が足りないからいって食物からの栄養ではなく、ドリンクでタンパク質を大量に摂取。
今回は、他の栄養素や咀嚼もしない事に矢印を今日は向けません。
とにかくこれも「体脂肪の増加」になります。
体作りの材料のタンパク質から余ったタンパク質はエネルギーに変わります。
この時、エネルギー摂取量が足りていれば体脂肪になって蓄積されます。
それは当たり前、脂肪だろうが炭水化物だろうがタンパク質であろうが余れば体脂肪です。
手軽にタンパク質を補充できると健康上の悪影響になりかねませんのでご注意下さい。
屈む時にガニ股になっていませんか?
大腿筋膜張筋。
この筋肉は股関節を内側にひねる役目をしてくれています。ここが弱くなると脚を内旋させて、ガニ股にならないようにしてくれている役目にエラーが起きます。
要するに、ここの大腿筋膜張筋が弱くなるとガニ股になってしまいます。
モノを屈んで取る時にガニ股になっていませんか?
足を肩幅より広く開き、膝を曲げる動作になってしまいます。
安定感を優先するため背中や腰が硬くもなります。
大腿筋膜張筋の働きが円滑である事によって、ガニ股にならなくて済みます。
一般的にエラーがない姿勢や筋肉でモノを屈んで取ろうとする時には下の図のようになります。
膝が曲がり身体を丸めて自然に屈む。
筋膜の連結としてはお尻の大殿筋と連結しています。
よって、お尻の筋肉または大腿筋膜張筋のどちらかの筋肉が硬縮してしまうと同時に硬くなってしまいます。
大腿筋膜張筋と関わってくる腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が張ってくると腸脛靭帯炎(ランナー膝)が発生。
膝の外側の痛みに繋がってしまいます。
お尻の筋肉を柔らかくすることは内股、ガニ股に影響してしまう筋肉なので積極的に柔らかくしていく事が重要です。