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2019-05-25 01:13:00
ゴルフの理論から学ぶ6DoF
ボクシングの理論とゴルフの理論がとってもよく似ている事から、
このハニーラルヴァでも事あるごとにゴルフを引用させていただいています。
ゼロポジション、そして6DoF。
医学用語でもあるゼロポジションに関しては今後説明するとして、この6DoF。
DoFとはそもそもが自由度。Degree of Freedomの略称です。
「自由度」とは統計学や力学用語でもあります。
3DoFと6DoFについて語られることもありますが、
3DoFでは頭の傾きや回転の意味です。
前後、左右の傾きと回転の3軸で3DoF。
そして次に6DoFですが、前後、左右、上下と組み合わせたモノを6DoF。
難しく表現してしまうと、縦横奥行き軸に平行した動きの3成分、軸を回転する動きの3成分合わせて6成分の自由度。
この表現を6DoF。
ボクシングもゴルフもこの動きのパターンのバリエーションになっています。
ムリに体を倒そうとしても難しいですが、理屈的に体を倒そうとすれば難しくはありません。
理屈的?
筋肉と骨の動かし方という意味です。
人間ができる可動域、そしてその自由度で表現できる動きは無限ではありません。
無限の中から見つける遠い表現より、パターンの中から探す表現とではかかる時間は雲泥の差です。
ボクシングやフィットネス、ゴルフに限らず、スポーツは体のパターンです。
動きは複雑そうで複雑ではありません。
シンプルなパターンです。
それを頭に入れて身体を動かすと、可動域は個人差があるにせよ、同じ人間がやれることはできます。
難しい事はありません。
体のひねり方や力を伝えるパンチも、ゴルフのスイング、そして歩き方や立ち方も。