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2020-01-12 12:16:00
常に食べ続けていれば体が支障をきたすのは当然
「絶食によっておきるストレス状態が体の回復メカニズムと普段は生活習慣のせいで眠っている自己調節力を目覚めさせる。」
そう謡うのはロシア・ゴリアチンスク病院の医師。
この病院では50年前から絶食療法を実施しています。
私もYouTubeで公開したこともある断食。
ロシアでは絶食療法が医療の一部として認知されています。
また、ドイツでは国民の2割が絶食療法を経験。
規則正しく食事をし、冷蔵庫を開ければ食料がたっぷりあるという状況は人間の歴史を見渡しても稀な状況。
常に食べ続けていれば体が支障をきたすのは当然。
人間の遺伝子は絶食よりも豊食に適してはいないのかもしれません。
飢餓に近づくと体は警告を発します。
ホルモンの分泌が変化し、体に蓄えられた物質をそれぞれ必要な場所に運ぶ。
それが自己調節。
絶食療法が成果を上げられたのはこの自己調節メカニズムが働いたから。
血液中のブドウ糖、コレステロール値、中性脂肪、インスリンの値が下がっていきます。
ガン細胞がブドウ糖が少ない状況を嫌うように、「豊食」が体には向いていないという理屈は当てはまるのかもしれないひとつです。