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2020-01-22 16:09:00
有酸素運動と無酸素運動は一概に分けないで!
有酸素運動、持続的に継続して運動するトレーニング。
レンジスタントトレーニングやウエイトトレーニングとも総称される、目的の筋力に強い負荷をかける運動を無酸素運動。
そう分けられることが多い「有酸素運動」と「無酸素運動」。
ミトコンドリアは酸素を使ってエネルギーを作ります。
糖、脂肪、たんぱく質からエネルギーを作るミトコンドリアでの酸化反応が、ATPエネルギー(アデノシン三リン酸)を作ります。
このエネルギーを作るための反応は人間が生きている限り必ず働きます。
要するに「無酸素状態」なんてことはありえません。
よって「無酸素運動」という言葉が当てはまることがないという事になります。
これは「乳酸を活かしたスポーツトレーニング」八田秀雄氏の中でも解説されています。
そして世界的にも有名な最大酸素摂取量向上トレーニング「TABATAトレーニング」の田畑泉氏も、
酸素借の関係でもすべての運動・身体活動は両エネルギー供給系(有酸素運動エネルギー供給系と無酸素運動エネルギー供給系)が関わっているため、
一概に「有酸素運動」「無酸素運動」とは言えないとも話しています。