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腹筋がラクだと骨盤底筋が緩んでいる可能性があります① ドラゴンボールで例えてみました
ハニーラルヴァのジムをスタートさせた時から「骨盤底筋メニュー」を取り入れ、
骨盤底筋トレーニングには研究を重ねてきました。
今月前半のハニーラルヴァジムテーマは「腹筋」です。
今週は皆さんほとんどが同じ腹筋トレーニング。
その腹筋がラクにできてしまう会員さんが半分いました。
私が考えている今回の腹筋は
①腰を痛めない
②負荷が初級~中級以下くらい
このふたつを念頭に作った腹筋メニューです。
だから「ラク」にできるのは当たり前なんですが、
腹筋に効いてない?と
・・・ん~今日半分の会員さんは「キツイ」、でもあとの半分の会員さん は「効かない」。
私も再度試してみたところ、間違いなく「効いてる」んです。
じゃあなぜ?
腹筋がラクすぎて効いてない会員さんたちと、同じ腹筋をしてても僕みたいにきつく感じる会員さんと話し合ってみました。
すると、腹筋が効いてない会員さんは
「腰を痛めない姿勢だから何も意識しなくて腹筋ができる」
そうこの意識。ドローインなんです。
確かに腰を痛めないようにしている腹筋メニューのため、何回でも回数をこなせてしまうこの腹筋。
腰の裏側を意識しなくてもできる腹筋だけに。ドローインの意識までもしなくていいため、効果が表れていなかったんです。
しかし問題はここから。
僕を含め、いくらラクな腹筋でも半分の会員さんはドローインの意識が勝手にできてしまっているから簡単でも効く。
要するにドローインの意識を抜く意識がないんです。
ラクにしてても「ドローイン」が勝手に備わっているため、立ち姿勢は真っすぐ。
力をこれ以上抜け、というほうが難しい。
例えて言うなら、立っている人に
「下半身の力を抜いてラクにして下さい」
ほとんどの人は下半身の力みをなくしリラックスしますが、
究極「力を抜くっていうのは立っていられないほどです、ストンと落ちて下さい」
・・・こう言われているようなものです。
ストンと落ちてしまってはケガするし・・・。
極端に言うとこれが「脱力」と「リラックス」の差なのかもしれません。
力を「抜く」というよりドローイン(要するにインナーマッスルを使ってる)が標準の生活スタイルになっているんです。
ラクだから「抜けている」とはまた違うという事。
この言葉で言うなら「ラクでも抜けていない」。こういう事になります。
間違っても、普段からドローインをしていないからダメ、という訳ではなく。
ドローインをコントロールできるのが良くて、
それを普段の生活でも意識できている。
ドラゴンボールのアニメで例えれば、普段から金髪のスーパーサイヤ人状態が標準で生活している。
スーパーサイヤ人を想像すると簡単ですが、「ドローインを常に意識するのは疲れそう」
ではなく、今日の半分の会員さんたちそして僕もそうですが
「これ以上力を抜くのが難しい。」
ドラゴンボールでいえば
「これ以上手加減するのが難しい。」
そんなところです、ですがこのドラゴンボールでの例えも、
金髪スーパーサイヤ人が日常のスタイルでもいいけれど、普段の黒い髪のスタイルとコントロールできたら
それはそれでよい。
僕はそう思います。
このハニーラルヴァでやる腹筋でキツく思うか、キツく思わないかで
ドローインが無意識でできているかが分かります。
そしてこれが骨盤底筋が「緩んでいる」に繋がってきます。