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2020-11-05 10:55:00
コンビニの赤飯を噛んだら23回でした
咀嚼能力。食べる時に「かむ力」の事ですね。
これは健康寿命が延びる事、そしてダイエットに繋がるとされる論文や文献が多数あります。
その中でも「咀嚼能力の向上は健康寿命を延伸する」那須 郁夫著
シンポジウム「咬合咀嚼は健康寿命にどのように貢献しているのか」で発表した論文です。
その中で、「よく噛める人は摂取できる食品のパリエーションが大きく豊富な栄養素を摂ることができる、これを食品多様性。」
そう記述し、噛めない人は噛める人にくらべ主食や野菜、緑黄色野菜以外の摂取に劣っていると指摘。
逆に噛めない人は「砂糖」「菓子類」の摂取が多い事も指摘。
これはそのままダイエットに繋がりますね。
噛めない人が劣るのは、たんぱく質、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンB2。
骨粗鬆症、貧血、皮膚障害、高齢者にも健康維持の不良に直接結びつく内容と危惧しています。
よく噛むことは、献立の多様性、食材の多様性、食品群の多様性をもたらし、その結果健康寿命が自然に伸びると言う研究結果。
一度に30回程噛むのが理想との表現がありますが、噛み過ぎて食品の原型をなくしてから飲み込むと言うのは少し気持ちの悪いモノ。
噛まないよりかは適度に噛んで、食事を過ごすことによって単純に「疲れる」し「満腹感」もあるんです。
これによって無駄にたくさんの食事をしないようにするのもダイエットの方法。
色々な事を含めても、噛むという咀嚼能力は健康の質を良くするクオリティオブライフにとっても欠かせないことです。