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2024-08-24 15:20:00
頭に入れておきましょう②次はタンパク質がどうエネルギーになっていくのか?
タンパク質代謝。
グルコースと同じ、分解されたタンパク質のアミノ酸が小腸に吸収され肝臓に運ばれます。
タンパク質は、20種類のアミノ酸をペプチド結合で繋げてタンパク質が作られます。
20種類のアミノ酸のうち、体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸と言います。
必須アミノ酸は食事などで取り入れなくてはいけません。
肝臓で作られたアミノ酸は血液中に送られ各細胞に運ばれます。
血液中に流れるタンパク質を血しょうタンパク質と呼ばれています。
血液中には100種類以上のタンパク質が存在しています。
タンパク質の役目として、肝臓で作られたタンパク質であるフィブリノゲンが止血作用の中心的な働きもしています。
アミノ酸は体内に一定量以上あると分解されてしまいます。
グルコースはグリコーゲンとして体内に貯蔵。
脂質は中性脂肪としいて貯蔵。
ですがアミノ酸は分解されます。
アミノ酸が分解されると有害なアンモニアが発生(必要なアンモニアもあります)。
肝臓は有害なアンモニアを尿素回路で尿素へと変換して無毒化します。
肝臓は解毒の働きをしてくれるのも以前記事で書いています。
そして血液中に尿素を放出します。
尿素は腎臓へ運ばれ尿として体から出ていきます。
アミノ酸は窒素を含むので除去する時にアンモニアが発生。そして肝臓で解毒されます。
肝臓に障害があると、アンモニアが除去されず脳へ運ばれてしまいます。
それが病気に繋がります。