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2023-09-28 07:01:00
肩こりなど、固まった筋肉をストレッチで伸ばしても解決しません
自分でストレッチを行ったり、誰かにストレッチをしてもらったりする時もあるかと思います。
そこで注意です。
語弊がないように、まず
『縮んで固まった筋肉』で箇所であれば一般的なストレッチで解消できます。
しかし、『伸びて固まった筋肉』は一度伸びてしまっているので、前者のストレッチ(静的ストレッチ)では解消されません。
ひとつ例を出すと、
「パソコンや事務作業などで肩が丸まり筋肉が固まっていくと、背中の筋肉は伸びてしまった筋肉。ですが、背中と反対の前側の筋肉は縮んでいます」
この2種類の緊張状態を伸長固定と短縮固定と言います。背中と胸、腰とお腹も同じ状態ですね。
この緊張状態はどちらも血行が悪くなり不調に繋がります。
ストレッチでは静的ストレッチと動的ストレッチがあるのはハニーラルヴァでも伝えています。
先ほどの短縮固定されている筋肉を静的ストレッチ(一般的なストレッチ)で伸ばすことに効果はありますが、伸長固定された筋肉を静的ストレッチで繰り返しても効果はありません。
動的ストレッチで動かしながら体の温度を高め、関節内の関節包の分泌液である滑液を促す必要があります。
一方向に伸ばす静的ストレッチでは体の温度が高くなる事はないので、先ほどの肩こりなどの短縮固定されている筋肉にアプローチできません。
ダイナミックな動きや部位を動かしながらストレッチをする動的ストレッチで、肩こりなどの解消に当たるように努めて下さい。