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身体に入る呼吸の量はどれくらい?それが分かれば呼吸を意識できる
長く吸って、長く吐く。
吸う事も吐く事もゆっくりと
ハニーラルヴァの朝活フィットネスや一般会員様向けの呼吸法トレーニングでも伝えています。
長く、というのは「ゆっくり」というコト。
なぜ長く、ゆっくりが良いのか?
1回吸った空気というのは全部が肺には届きません。
一般的に1度の呼吸で500ml程度の空気を吸う事ができますが、肺の中の肺胞に届くのは350mlと言われています。
残りの150mlは肺胞まで間に留まったまま(運動量が通常の生活の時)。
つまり1回の呼吸で肺胞までに行かない酸素が150mlあるということになります。
これについては、
『吸う』から『吐く』に切り替わる時に150ml届かない空気が生じるということ。
例えば10秒間にゆっくり長く呼吸ができれば通常の500ml、そして肺胞に届かない空気は150ml。
しかし、10秒間に2回の早い呼吸の人の場合、早い呼吸のおかげで2回届かない状況ができてしまうので150ml×2=300ml、『300ml』の酸素が届いていない状況になってしまいます(この早い呼吸の場合、1度で500mlは吸えていないので2回合わせて500mlとしています)。
大切なのは
切り替える回数を少なくする事。
切り替える機会を少なくするという事=ゆっくり呼吸をする
酸素は健康を保つためにも大切なモノ。その上呼吸とストレスの関係は深く、早い呼吸は交感神経を優位にして疲れやすくさせてしまいます。
ゆっくりとした呼吸を日頃から意識して健康を保ち、クオリティオブライフの向上に努めて見て下さい。
※150mlというのは口から肺までの溜まる距離に溜まる空気の為、どれだけたくさん吸っても150mlというのは変わらないと言われています。