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世界1肥満の国はこうしてできあがった③
マッカレンにあるレストラン。
タコスひとつ500kcal。これをみんな4つは食べているとの事。
前回の記事で朝食では約1000kcalを摂取。おやつのタコスで2000kcal。
これで一般人の女性の1日の摂取量の1.5倍はカロリーを摂取している事になります。
肥満になり病気になってから病院へ行く。
食生活が原因で。糖尿病、高血圧、心臓病。
食べるモノ、食べる量が原因。
アメリカの病院は高額です。1日入院で2000~3000ドル(約30万~45万円)
お金がなく保険も無かったら、何もできる事がない。
そして多くのマーケティングターゲットは「子供たち」だという。
アメリカの子供向けの番組スポンサーには、食品メーカーが数多くいたりファーストフードチェーン店のスポンサーが多いのが事実。
CMで子供たちの意欲を狙い撃ちする広告ばかりだという。
なぜ子供たちなのか?
それは味覚が成長過程にある子供たちに、ファーストフードなどの濃い味付けや刺激の強い味を覚えさせる。
すると、そこから抜ける事が難しくなり大人になっても依存していくというプロセスになっていくという。
子供たちが大きな長期な顧客獲得に繋がっていく。
これが子供たちがターゲットになっている理由。
世界一の経済大国のリアルがこの状況。他の国の事は分かりません。
日本では学校給食を基盤に食育を学んでいます。
アメリカの肥満の原因として食育がない。
ニンジンやブロッコリーなどが何なのか分からない子供が成長して大人になっていく人もいます。
ひとつの研究ではシュガーハイ(砂糖が多量のモノ)の状態だと
集中力低下・成績・態度の悪化に繋がっているとの報告もあります。
食事と運動、これは学力にも直接的な関係があるという事です。
どう選択するかは各自の自由、選ぶ、選ばない、知る、知らないという食生活。
考えさせられますね。