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まっ白い灰になる高強度心拍数トレーニング
3月に入り「タバタトレーニング」志願者が手を上げてくれています。
以前お伝えした心拍数トレーニング・マフェトン理論のMAFトレーニング。
長い時間30分40分トレーニングするのであれば、エアロビック運動を越えないよう心拍数の幅を守り
トレーニングしていく事が重要だと伝えました。
それとは逆に、短時間で有酸素運動・無酸素運動ともに能力の向上がみられるトレーニング。
60分や80分と長い中途半端な(MAFトレーニング心拍数内を外れた心拍数)トレーニングをするより
このタバタトレーニング(3分~4分)で6週間行った結果、有酸素運動能力が10%、無酸素運動能力が30%改善するという結果が出ています。
Vo2maxという、1分間に何mlの酸素を摂取できるかという数値。
1分間に10%、30%改善するという事は、酸素の可動域が増え多くの酸素を吸収できるということ。
多くの酸素を吸収できれば、持久力が増え疲労をより早く回復させることもできます。
細かくいうと、無酸素運動も有酸素運動の力をかりなければできません。
無酸素運動も有酸素運動のエネルギーを供給していますので、一概にどちらの運動だとは言えませんが。
無酸素運動と呼ばれる短距離走では酸素の摂取が間に合う、間に合わないが一刻を争います。
もっと単純に言うと、酸素の量が運動能力に比例する。
アスリートだけが注意すればいいというのは違い、酸素摂取量は加齢により低下します。
酸素摂取量が高い人ほど糖代謝(インスリン感受性)が高くなるため、糖尿病予防になります。
スポーツばかりでなく生活習慣病予防効果があります。
それでもこのトレーニングはオリンピック選手やプロアスリート選手が行い疲労困憊になり、酸素欠乏症状態になります。
ハニーラルヴァで厳密なタバタトレーニングを実施。
厳密とは胸に心拍数を測れるトランスミッターを装着していただき、心拍数を見ながら行います。
インターネット上でタバタトレーニングに対し、
「少し挑戦してみた」
「1日に何度も挑戦してみた」
という表現を目にしますが、先に記述した通り、
3分~4分のトレーニングでも疲労困憊そして酸素欠乏症になるものですので
『何度も』や『少し』の表現が当てはまりません。
ハニーラルヴァで挑戦した会員様、遂行できた方、タバタトレーニングに辿り着けなかった方、途中で断念した方。
それぞれです。
そしてトレーニング後、
あしたのジョーみたく「まっ白い灰」になってしまった会員様もいらっしゃいます(笑)
強くなれば強くなるほど、きつくなっていくこのタバタトレーニング。
それを如実に表しているトランスミッター。