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2019-05-23 22:46:00

「脳と運動と知性はイコール」ボクシングや複雑な動きが脳の学習能力を高める訳

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有酸素運動と複雑な動きはそれぞれが互いに補い合い、それぞれ別々の有益な効果をもたらすという研究結果がわいています。

 

心血管系と脳を同時に酷使するスポーツ。

 

有酸素運動が神経伝達物質を増やし、成長因子を送り込む新しい血管を作り、

 

新しい細胞を作り出す一方で、複雑な動きはネットワークを強く広くして、それらを上手く使えるようにすると言います。

 

要するに「動きが複雑であれば、情報伝達構造であるシナプスの結びつきは複雑になる。」

 

こうしたネットワークは運動を通して作られたものであっても、他の領域に動員され、思考にも使われます。

 

ピアノを習っている子どもが算数を習得しやすいのはそのためだとも。

 

私自身、ピアノを10年以上習っていたおかげか、他の教科の興味より「算数」「数学」だけ極端に興味は出ていました。

 

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脳が学習していくのは規則的なリズムに合わせた動きよりも、不規則なリズムに合わせた動きのほうが脳の能力が上昇している。

 

バレエのポジション、体操演技、器械体操の技、ピラティスの姿勢、空手の型、ボクシングの動きやフィギュアスケートの基本など。

 

すべての練習には、神経細胞のニューロンが関わっています。

 

なぜなら、普段の生活とは全く違う動きをすることで脳が学習していく。

 

ハニーラルヴァで行っているフィットネスを例にたとえれば、ひとつのパンチを習得すると、より複雑なコンビネーションに組み入れられるようになり、

 

じきに状況に応じた反応も洗練されてくる。

 

同じようなことがタンゴのレッスンにも言えますね。

 

パートナーの動きに合わせなければならないため、注意力や判断力、的確な動きへの要求はじょじょに高まり、状況は飛躍的に複雑になっていく。

 

楽しさの高揚感と社会的要素が加わると、脳と筋肉の組織全体が活性化する。

 

このフローを考えると、運動が身体的成長と学習の成長の根本的なところにあるのがうかがえてきますね。

 

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