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2020-03-24 22:38:00
かかとに体重乗っていませんか?
かかとに体重乗っていませんか?
歩く時、手の振りがなかったりしませんか?
歩く時、手は「振る」のではなく「振られます」。
歩幅をとり足を動かすことによって、体が揺れる事を腕で調節するため、腕は「振られ」ます。
要するに手の振り幅が少ないとは、下半身からの連動が胴体に伝わっていなく、腕が振れる意味がないという事。
画像に作ってみました。
青いラインがセンターと呼ばれる「中央線」。
赤いラインが「かかとの最後部」になります。
このかかとの最後部より少しお尻が出る分にはかまわないのですが、
この赤いラインよりずっと後ろにお尻が出ていると重心が後方になり、かかとに体重を乗せてしまっています。
骨盤も後傾ではなく、猫背でもなく、姿勢は問題なく見えてしまうのが盲点。
かかとに体重を乗せることによって、歩き方はかかとから着地(靴のかかとがすぐに擦れます)。
そして後方に重心があるため腕は振られにくくなってしまいます(下半身と胴体が繋がっていないため腕でバランスを取ることがないため)。
そうなるとスクワットをする際、かかと体重の方は正しいスクワット(膝が出ないような)になりそうな気がしますが、
スクワットをしてもらうと、元々かかとに体重がかかっているから、
「中央から後方へ体重をもっていく意識」を意識する事が行動に移せないため、
かかとに極度に重心がかかり、後方に倒れそうな体を、
上半身を「くの字」に折りたたんでバランスを整えようとしてしまいます。
スクワット時に体を立たせる(骨盤を立たせる)事が難しくなります。
かかとに体重を置かず、足の中心から一本の線で頭につながるように心がけてみましょう。