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ジョギングの例の比較をしていきましょう
昨日は、ウォーキングの例をとり比較しました。
今日はジョギングを比較してみましょう。
①【足元が地面から離れる時】
悪い例:母指球で地面を押し出してしまっている 良い例:地面反力をもらえているので意識はいらない
ウォーキング時より特にジョギングやランニング時には、
足が接地した時「地面反力」という地面からの反発がもらえています。
足裏でもらった地面の反力にたいして、母指球などでさらに地面をかいても
二重に力をもらえるという意味ではなく、体に負担がかかってしまいます。
②【足の着地】
悪い例:スライドを伸ばそうとして大きく開きかかとから着地 良い例:重心真下(青いライン)の少し先
スライドを大きく伸ばそうと足を開けば、かかとから着地することになり、地面の反力はもらえず、
筋肉にこれも負担をかける走り方になってしまいます。
①で話した地面の反力を受けられるように真下に着地する意識。
スピードが乗ってきたら体の少し前(10cm~20cm前方)に足をもってくるようにする。
重心の真下にという意識が過ぎるとスピードに乗れずに転んでしまいます。
③【足の着地2】
悪い例:かかとを付けないフォアフット(前足部)着地 良い例:かかと着地が悪いわけではない
フォアフット(前足部)着地や、ミッドフット(中足部)走法を意識しすぎて、
かかとを付けないようにする着地というのが前に出過ぎている部分がある。
マラソンなどのエリート選手はかかとをつけないように走ろうとしているのではなく、
「次の先取り動作が速いためにかかとがついていないだけ」。
接地時間が長くスピードも遅いランナーがこれ(かかとをつけない)を真似しても、
足底筋膜やアキレス腱、ふくらはぎに負担が大きくなるだけです。
④【腕の振り】
悪い例:大きく振ってしまっている 良い例:歩けば勝手に振れる程度
ウォーキング時の説明にも話した通り制振装置になっているので無理に振らない事。
ジョギング時には制振装置と推進装置のためには腕の振りは活用できます。
成人の場合、片腕はおおよそ2kg~3kgあります。
それをタイミングよく振ることにより、遠心力がかかります。
上半身より前に肘は出さないようにしましょう。
腕の振り方は深い話になるので後日記載します。