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2024-10-15 21:39:00
運動神経という名称の神経は存在しません
運動神経という名称の神経は存在していません。
運動をするためだけに使われている運動神経というものはありません。
いわゆる運動神経とは「情報処理系」の能力になります。
自らのカラダを操る能力「コーディネーション能力」。
およそ40年前に旧東ドイツのスポーツ科学者が提唱し始めたのがきっかけとなり、
冷戦終結後に全世界に一気に広がったとされています。
脳と神経と筋肉の連携を介した情報処理系能力のコーディネーション能力。
これが運動神経の正体とされています。
筋力や持久力といったエネルギー代謝系の能力を、脳や神経という全身の司令塔が器用に調整する。
①リズム(リズミカルに動ける能力)
②反応(瞬時に適切な動きができる能力)
③定位(空間把握能力)
④分化(バットやボールなどのモノを思い通りに操作する識別能力)
⑤柔軟性(可動域を全開に動かせる能力)
⑥連結(上半身や下半身、体幹、骨盤を連携させられる能力)
⑦変換(変化する状況に対応して正確に切り替える能力)
⑧バランス(重心を正しく保てる能力)
おおよそこの8つで構成されていると言われています。