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2020-06-25 22:08:00
ストレスに抵抗しない事から生まれるチャンス

人はプレッシャーのかかる状態をなるべく避け、リラックスするのが一番と考えらえてきました。
ですが不安に抵抗しない事が、
「恐怖反応」から「勇気を生み出す反応」
「脅威」を「チャンス」
「麻痺状態」から「行動」へ切り替えられるという研究を発表した、
スタンフォード大学の心理学で博士号を取得したケリー・マクゴニカル氏。
プレッシャー下では「リラックス」より「ストレス」が大事。
ストレスに対するネガティブな思い込みのせいで、「ストレスは害になる」という思い込みが
実際にはストレス反応が私たちの役に立っている事実を見過ごしていると言われています。
例えば中学校、高校、大学で実験を行ったところ、
テスト中にアドレナリンの量が急増した学生ほど、落ち着いてテストを受けていた学生よりも
成績が高かったと結果が出ています。
多くの人は適量のアドレナリンはパフォーマンスの向上の役に立っても、
過剰なアドレナリンは失敗すると思われがちですが実際は科学的に見ると逆。
・・・そういえば僕自身も過度なプレッシャーで4連敗して、
もうボクサーを引退しようかと思っていたところ、怖さを受け入れプレッシャーを受け入れたことで
その後、奇跡の快進撃で5年間無敗17連勝、そして日本チャンピオンになれたのを思い出します。
プレッシャーや恐怖が悪い事だと認識していればしているほど、身体は負けることをより一層絶望と感じていました。