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2021-07-30 07:08:00
日本人は精神的に弱いのではなく敏感といわれる国土の特質
![240_F_258020165_D8ajhQ8ARAESHSrPHfyA2f95OGYTamte.jpg](http://cdn.goope.jp/70801/201212130816-5fd44230af165.jpg)
島国の日本。
土地も狭いためそう簡単にどこかに逃げ出すことができなかった昔。
嫌な事があってもちょっとは我慢して、周囲の人との関係を常に穏便に保っておく必要がありました。
少しくらいの嫌な事にが目をつぶり、相手の浴していることを事前に察知するのが日本人の得意技。
しかも日本人は言葉に出す以前の、ほんのちょっとの顔色を伺うという方法によってそれを行います。
当時、西洋人からしてみたらテレパシーにも見えるこの方法を発達させるためにも、私たちの精神は非常に「敏感」になっていったとされています。
よってスポーツや発表の際の緊張部分で日本人は精神的に弱いと表現される事がありますが、けっして弱いのではなく「敏感」の方が近い言葉なのではないかとされてい、ます。
これは古事記ヤマトタケルの話にもあります。
父から指示され、実の兄を食事に呼ぶよう(これにも訳はありますが)に促したところ、食事に呼ぶ前に捻り殺し、その上手足を引きちぎってしまうという行動に走りました。
それは言葉をしっかり聞かず、インパクトのある「単語」だけを意識してしまい、「食事に呼ぶ」を勝手に「ねじり殺す」という表現に勘違いして捉えてしまったというひどい話があります。
こういうところと現代の日本人に繋げるのは少し強引な部分もありますが、過去日本人がこの古事記の話から「敏感」「過敏」な種族と言われているところもあったようです。