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痛みの原因が分からない不定愁訴(フテイシュウソ) ※参考論文有り
「不定愁訴」。
「フテイシュウソ」、決定的な外傷や病気などがなく「頭痛」「身体の痛み」「イライラ」「疲労感」などが出る不確かな症状を指す臨床用語。
これは本人にしか説明できない身体の不具合状態であるため、なかなか病院機関や治療施設では伝わりにくい。
でも、ほとんどの人が経験があると言ってもいい症状だと僕は思います。
僕もボクシングの現役時代は常に腰痛に悩まされ、幾度もCTやMRIを試しました。
しかし、椎間板でも筋肉の原因でもなく、客観的な説明をしにくく病院の先生を悩ましていました(笑)
ボクサー現役時はとにかく毎日のトレーニングと精神的不安がついてまわるため、ストレスが重なる、疲労が重なる週末に痛みが必ずやってきていました。
こういう不定愁訴を調べると様々な論文が出てきます。
僕はこのストレスのエビデンスを調べることがきっかけになり様々な本や資料を見るようになりました。
今でもハニーラルヴァで教えている根拠のある運動や健康の話はこの「ストレス」を調べたのがきっかけ。
資料は、東京国立国会図書館で集めています。
「不定愁訴」や「ストレス」まぁ、様々な人が色々な事をしゃべってる論文がたくさん出てきます。
そもそも、腰痛の約8割以上は原因が特定できない心因性からくる痛みそして肩こりも同じ、原因が分からないからまだ解決の糸口がつかめないモノなのですが、様々な意見が飛び交っています。
それほど不定愁訴について常に研究が続ている証拠とも取れますが、まだはっきりとしていないのが事実。
目に見えないモノをなるべく言葉にして目に見える物質で説明しなければいけない科学的根拠にとっては、なかなか強敵なことは確かなんですが。
ある論文がひとつ。
「不定愁訴と食生活」という論文なのですが、結論は
生活バランスが整っている人に症状は出ない。というコト。
何事も不確かな部分が多い世の中ですが、結局はバランスやリズムがなによりも大事だということかもしれません。
この論文は僕がただ単純に「素敵だな」と思えたので載せましたが、この他にも多大な不定愁訴やストレスに関しての資料はたくさんです。
でも論文にしたら平和な論文があるもんだな、と思い載せさせていただきました。