②毎日更新の情報
この本の中に➀
フィジカルという身体の強さ。
フィジカルトレーニングは多様性に富んでいます。
ジュニアトレーニングなどで、
なぜ遊びのようや身体の使い方や様々な身体の使い方をさせているか?
ここで紹介させていただきます。
もちろんボクシングのフィジカルの作り方も多様性に優れていると私は思いますが、それでも他競技を知らないと他競技のジュニアと同じ目線に立てません。
確かに毎日トレーニングコーチとしてNSCA-CPTの参考書、ダイエットに関する参考書は復習していますが、いつも科学的根拠やエビデンスのある運動や健康、そして論文をひけらかしているだけではありません(笑)
そこで私はハニーラルヴァ設立当初まだジュニアの練習生が少ない頃から他競技には目線を光らせています。
ハニーラルヴァに当初入ってくれたジュニアたちをきっかけに、こういう本に着目してて良かったと思っています。
ハニーラルヴァのジュニアたちがサッカーやバスケットボールに活かしたいということでこの本を読んでいることが活きました。
江戸時代までスポーツという概念がなかった頃、剣術や柔術の元になった武術で身体の使い方が研究されていました。
その武術を基本に、投げる、走るなどの身体の使い方研究し名付けた「古武術」。それをもとにバスケットボール選手と照らし合わせた著書。
「古武術━バスケットボール━」。
この本は身体の使い方をナチュラルに使って、ステップやターン、フェイントなどに活かしていく内容です。
書かれている内容はとても面白いんですが、多少やはり武術寄りな表現があり、武道に興味がない方はこの本は好かないのかなとは思います。
著書の甲野善紀さんが武術研究科であるため仕方ないのですが。
「サッカートレーニング革命」。
骨盤や股関節、身体の軸に沿った考え方をしている内容のトレーニング本です。
何人かの監修がいる中で木寺英史さんという久留米工業高校専門学校准教授がいらっしゃいます。
この方は歩き方の本も出せれていて、そこでも「二軸動作」を押しているので、この本の内容も少し二軸動作が入ってきている内容にあります。
僕はボクサー現役時代、左ひざ靭帯損傷をしてから歩き方に迷いがあったので二軸動作の考え方は「僕には」合っているとは思いますがここは正直人それぞれです。
「ワールドクラスになるためのサッカートレーニング」。
この本は3冊の中でも一番好きですが、幼児または大人でないと楽しめない本かと思います。
小学生、中高生はとにかく動きたい、とにかく実践に沿った練習をしたいという年代。その年代には退屈な本でしょう。
でも多少解剖学に沿った身体の使い方で、元Jリーガーの前園真聖さんがレクチャーしてくれているので分かりやすい内容となっています。
これを分かりやすく退屈せずハニーラルヴァのジュニアたちに伝えられるかも僕の仕事でもあります。
次に紹介するのはフィジカルと言えば、の本です。
大人のフィットネスの方にもラグビーや相撲の表現で伝えたりしますが、この本から選んだ内容をジュニアトレーニングでも採用しています。
「もっとシコふんじゃおう」では相撲の四股。
股関節を柔らかくすることは下半身だけでなく背中の肩甲骨にも影響がある事が分かっています。下半身が上半身に。上半身が下半身に。
少し遠い影響かと思われますが、身体が対になっている、繋がっているというコト。
そんな股関節の重要さがこの本に書いてあるわけではありませんが(笑)
股関節を柔らかくする方法が分かりやすくCVD付になって説明されている一冊です。
そして
「ラグビーのフィジカルトレーニング」と「レスリング」
多様性を求めるジュニアトレーニングには最も必要だと思える内容が詰まってます。
フィジカルが強くて損をする競技はありません。
この二冊には強度の高いトレーニングがたくさんあるので、体になるべく負担がいかないようなトレーニングをチョイスしてジュニアトレーニングでは活かしています。
この二冊は武道ですね。
内容も僕でも読める内容なので難しくはありませんが、素人より玄人好みの二冊。
「空手の理」。
著書の柳川晶弘氏は日本と西洋の武術に対する研究の差を懸念し、日本の武術が廃れないように伝えている一冊。
ちょっと秘伝の巻物っぽいとこともあるのでやはり玄人好みかと。
「勝つ!倒す!空手」。
これはほんとに空手入門マニュアルと言った空手の教科書。
基本稽古からメカニズムを知ることを中心に手取り足取り書いてある一冊になっています。
この他にも、もちろんスポーツ系の本ではムエタイやボクシングの本も読んでいます。
ハニーラルヴァ黒磯にある現世界チャンピオン井上尚弥くんの本
「勝ちスイッチ」
とてもよく子から見た親への心情が描かれていて、ボクサーに限らず他競技の人にもおススメの本です。
良かったらハニーラルヴァ黒磯に行ったら見てみて下さい(蛍光ペンで色々なぞってあるから汚いですが...笑)
次の記事は少し大人の方の健康に向けた本の紹介になります。