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2024-09-20 13:30:00

危険なダイエット方法④

危険なダイエット方法④

ダイエットで体脂肪は落としたいけど、筋肉まで落としてしまってペラペラな不健康な身体では勿体ありません。

 

落としたいのは体脂肪で筋肉を落としてしまってはボディメイクから遠ざかってしまいます。

 

筋肉は体の中で常に『異化』または『同化』を繰り返しています。

 

異化とは『分解』、同化とは『合成』

 

身体の生理機能は複雑で常に引っ張り合っています。

 

筋肉の同化が優位であれば筋肉が増え、分解が優位であれば筋肉は減ります。

 

ダイエットではカロリーを下げていくのでどうしても筋肉の分解との綱渡りです。

 

ダイエットでは消費カロリーより摂取カロリーを少なくするので、その分のエネルギーを体脂肪、グリコーゲン(炭水化物)、アミノ酸(タンパク質)で補っていく事になります。

 

この時に体脂肪の分解が優位になるよう、筋肉の分解をなるべく抑えるようにしなければいけません。

 

しかし、ここで糖質制限を行っていると、瞬発的な動きを使う筋肉のエネルギーの糖質が入ってきません。

 

そこで脂質や血液内を流れるアミノ酸、さらには筋肉を分解してアミノ酸を取り出し、それらで「糖質」を作ろうとします。

 

これが糖新生という生理機能になります。※糖新生は7時間~8時間で発生します。

 

この糖新生によって体外から入ってこない糖の代わりを体内で作ります。

 

これが筋肉が分解される最も大きな原因になります。

 

カロリーを極端に落した場合も、この糖新生を促進してしまいます。

 

タンパク質を多めに摂取して筋肉のバックアップに努めても、結局糖質制限をすると筋肉を分解してしまっているのです。

 

ではここで筋肉の分解を防止するため

 

タンパク質を過剰に摂取すれば良いのでは?

 

となりますが、腎臓に負担がかかってきてしまいます。その他、過剰なタンパク質摂取は脂質として蓄えられてもきます。

 

ダイエットしているのに脂質として蓄えられてしまっては本末転倒です。

 

それに筋力はタンパク質だけで出来上がっている訳ではありません。

 

筋肉に糖分(グリコーゲン)が蓄えられています。

 

糖質制限などで糖分を入れないと結果的に筋力が落ちていきます。

 

体内の糖分(グリコーゲン)の8割が貯蔵されているのです。

 

糖質制限で糖分を摂取しない➡溜めてある糖がなくなり筋肉がしぼむ(はりがなくなる)➡さらに糖を作るために筋肉を分解して糖新生を行う➡糖新生で糖を作る

 

糖を摂取しないと筋肉が減り、それを糖新生で補う。

 

これの繰り返しになってるのが糖質制限です。

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