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インフルエンザやコロナウイルス対マスクについて
タイムリーに流行しているウイルス「コロナウイルス」や「インフルエンザ」について。
ウイルスの事についての明言は混乱を招くので避けますが、その対象となっている「マスク」については
混乱を避けるため記事にします。
ここで説明するまでもなく、ドラッグストアや色々な小売店で「マスク」の大量買いが殺到していると聞きました。
まず症状がない人は「マスク」をしても意味がありません。
結論から言うと、
「マスクはウイルス自体は防げません。しかし、飛沫は粒子が大きいため防げる」
飛沫とはせきやくしゃみです。
それぞれの粒子を記載します。
花粉が30㎛ / PM2.5が2.5㎛以下 / 細菌が1.0㎛ / インフルエンザウイルス0.08㎛~0.12㎛ / コロナウイルス0.1㎛
気道からの飛沫は3.0㎛~5.0㎛
マスクによる捕捉粒子の大きさは、不識布製で5㎛以上すなわち飛沫までです。
感染者以外の方がマスクをしてもインフルエンザもコロナも粒子の方が小さいので防ぐことは無理。
飛沫が保菌者の口から出て周囲の人の口や鼻に到達して感染を起こすのは、1m以内。
「マスクのインフルエンザに対する予防効果ですが、
インフルエンザ発症者がマスクを着用することで家庭内感染を防ぐことが可能であるかを検討したフランスの調査では、
マスク着用群とコントロール群で差はなく、予防効果は認められていませんでした。
医療従事者を対象にしてマスク着用と非着用を比較した感染予防効果を調べた日本の報告では、
マスク着用者と非着用者で、感染に差がなかったと報告されております。」
この上、マスクのつけっぱなしもダメです。
マスクを着けながら歩いていれば他の人からの咳やくしゃみの粒子を浴びるでしょう。
自分の絶対的に清潔ではない時間に触った手でマスクを汚してしまうでしょう。
医療従事者がインフルエンザなどの飛沫感染をする感染症の患者さんを診察するときは、1回1回必ずマスクを着け替えます。
症状がある方は「マスク」をする事を勧めます。
しかし症状がない方が過度にマスクをすることはいかがなものかとは思います。
感染していない人がマスクをしていてもしていなくても、感染者がマスクをしていない限り防ぎようがない、という事。
かといって気持ちの安心感を天秤にかけてマスクを着用することも悪いとは言えませんが。
その他にもネットで色々な誤報が連なっているのでご注意下さい。
平均体温が1℃上がると免疫力は60%アップする
ウォーキングのベストな時間帯について。
「夕方」。
そう謡うのは、東京都健康長寿医療センター研究所の室長、青柳幸利氏。
人間の1日の体温は、時間帯によって変化します。
若く健康的な人の体温を、時間ごとに区切り、低い方から順に並べると、
睡眠中(明け方)⇒起床時⇒就寝時⇒夕方
夕方のピークを境に、体温は夜に向けて徐々に下がります。
すると、この体温の降下が人間に「眠気」をもたらし、睡眠へと誘います。
夕方のピークが高いからこそ、体温は睡眠中、グッと降下できます。
よってウォーキングをおススメする時間帯は夕方。
平均体温が1℃上がると免疫力は60%アップし、逆に1℃下がると、免疫力は30%~40%低下すると言われています。
「健康」についての発表講演
「健康」とは。
について発表してきました。
健康な運動とはどういう事をいうのか?
運動が健康に良いというのはどういう事を指すのか。
そして健康がどのように生活を変えてくれるようになるのか?
を話させて頂きました。