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肋骨と骨盤の間に指4本入りますか?
運動やストレッチが適切でないと次第に身体は弱くなっていきます。
全身のバランスを支える脊椎から始まり、3大関節とも言われる「肩関節」「股関節」「ひざ関節」にも大きな負担がかかっていくでしょう。
コリや痛みのない体をキープしていくためには筋肉がバランス良く動くような姿勢がとても重要になってきます。
そこで姿勢チェック。
図のように肋骨の一番下と骨盤の間に指が何本入っていますか?
人差し指から小指までの4本がはまれば上出来でしょう。
4本も入らないという方は加齢や運動不足での筋力低下で姿勢が崩れてきています。
ハニーラルヴァでも週ごとに運動テーマを変えている中、4月後半は身体を伸ばしたり縮めたりする運動でした。
肋骨と骨盤の間をよーく伸ばしてボクシングエクササイズをしてもらっています。
ウエストを直に運動できるこの『伸ばす縮める』運動で肋骨と骨盤の間を引きはがしてもらっています。
姿勢が悪くなるとこの肋骨と骨盤の距離が短くなっていきます。
この肋骨と骨盤の距離が短くなると、やがてポッコリお腹の原因ともなってしまいます。
適切なストレッチや運動でなるべくここの距離を広げるように意識して下さい。
糖尿病のサインはこんなところにも。
糖尿病の前兆サイン。
糖尿病の初期症状のサインに気を付けて下さい。意外なサインがありますので注意してみてみて下さい。
体重の減少。
糖尿病になると「太る」というイメージを持たれる方が多いと思いますが、糖尿病の症状として体重が減少する場合があります。
糖尿病によりインスリンの働きが低下することによって、食事から摂ったブドウ糖をエネルギーとして利用できなくなり、体内の脂肪や筋肉のたんぱく質をエネルギー源として分解してしまうため。
糖尿病の患者さんの中には一ヶ月で10kg以上痩せてしまう恐ろしい事も起きているのが事実です。
多尿・頻尿。
血糖値が高い状態が続くと、腎臓は血中のブドウ糖を尿として排出しようとするため多尿や頻尿になりやすくなってしまいます。
喉の渇き。
多尿や頻尿になると体内の水分が必要以上に排出されるため、のどの渇きを感じやすくなります。
その結果、水分を多量に摂取し多尿の症状を招くという悪循環になってしまいます。
やたらと疲れやすい。
高血糖の状態が続くと、インスリンの働きが悪くなり、炭水化物などの糖質をエネルギー源として吸収しにくい状態になります。
その結果、脂肪や筋肉をエネルギー源として使うようになるため、やたらと疲れやすくなってしまいます。
体重が減少したり異常な食欲がわいたりと不安定になってしまいます。
足のしびれ。
糖尿病になると足のしびれや冷え、痛み、火照り、こむら返りなどの感覚、運動障害が生じる事もあります。
これらは糖尿病の合併症外の一つでもある「糖尿病性神経障害」の可能性のある症状で、もはや初期段階ではなく糖尿病がある程度進行してしまっているサインになります。
糖尿病になると血中のブドウ糖が増え、血液はドロドロになり、足先まで酸素が行き渡らなくなります。
そのため末梢神経に異常ができ足の感覚が麻痺し、これらの症状になります。
足のつめや皮膚の異常。
糖尿病神経障害が進行すると、血流の悪化や免疫機能が低下し、足の皮膚に異常が発生します。
・巻き爪
・爪白癬
・爪が分厚くなる
・皮膚が乾燥してひび割れができる
・魚の目やタコができる
・むくみ
糖尿病神経障害が進行すると足の感覚はさらに麻痺が進みます。
そのため、皮膚のひび割れやタコなどができても気づきにくくなります。
そしてそのような傷口から最近が侵入し感染症を引き起こして皮膚の細胞が壊死するなど、最終的には腐敗部分が変色します。
皮膚がかゆくなる
これはあまり一般的に知られてはいませんが、血中のブドウ糖を排出するために多尿になった場合、皮膚の水分が不足し乾燥、そのためかゆみが引き起こされるケースがあります。
またこれは例外ですが、糖尿病になるとあらゆる感染症にかかりやすくなりますのでご注意下さい。
食事はタバコより悪い?それはなぜか。
タバコ1本吸うと健康な人より10分寿命が縮むと言われています。
これはよく私もセミナーや講演でもしゃべっています。
しかし、タバコより気を付けなければいけないのは「食事」だとしたら?
そんな事あまり考えたことない人も多いと思いますが。
2019年のランセットという医学誌に掲載されました。
『食事により寿命が縮んでいる』
これは衝撃的な発表でもありますね。
と言っても不思議な事ではなく、
「こんな食べ方していたら当たり前だよな」・・・となります。
糖分や塩分が多すぎる食事、脂の多い食事。
代謝異常状態が原因で心臓病やガン糖尿病、認知症に繋がる症状になっている人が多すぎるという結果。
➀血糖値 ②中性脂肪 ③コレステロール ④血圧 ⑤胴囲
この指標が正常でいる上で薬を使っていない。
これが代謝が正常という状態です。
身体がエネルギーを使う事ができ、太り過ぎたり痩せたりしていない人。
タバコが原因で死亡する人、高血圧で原因で死亡する人より多かったのが不健康な食事での原因。
年間1100万人が不健康な食事で代謝異常状態になり死亡してしまっているという結果です。
「タバコは肺がんのリスクがありますよ」も当たり前ですが、
砂糖たっぷりの飲料や脂の多いファーストフードなどで
「心臓病のリスク上がるな・・・」
「大腸がんのリスク上がるな・・・」など食事にも注意を払って健康寿命を伸ばす事も頭に入れてほしいと思います。
トレンデレンブルグ徴候とデュシェンヌ徴候
聞き慣れないカタカナで、読みづらさもあると思いますが覚えておくとよいでしょう。
トレンデレンブルグとデュシェンヌ
片脚で立位バランスを取った時、画像右のように骨盤の水平位を保持できず、片足立ちしている反対の骨盤が下がってしまう現象をトレンデレンブルグ徴候と言います(写真右)。
逆に片脚立位で体幹を支持脚側に傾斜させ、反対側の骨盤が上がってしまう現象をデュシェンヌ徴候と言います。
どちらも中殿筋の筋力低下が疑われる可能性もあります。※決して中殿筋の筋パフォーマンス低下に限定はできず
さて、ご覧になっている方はどちらになっていますか?
もちろん片脚立位時に骨盤が平行になる形(下図)がとれる事が理想です。
上半身も下半身も体幹を使うから結局ポッコリお腹改善になります
今月のテーマでもある上半身トレーニング。
前回は「体幹トレーニング」。今後は「下半身トレーニング」にも入りますが、どれもお腹を使っているのが分かるかと思います。
『体幹部』です。
今回の上半身トレーニングでも登場するバトルロープトレーニング。
自重トレーニングでは腕立て、TRXサスペンショントレーニングでも上半身トレーニングをしていますが、
姿勢を維持するためかなりの力でお腹を意識してくれているはず。
お腹というと分かりづらいこともありますので、お腹の中の「インナーマッスル」。
インナーマッスルの「腹横筋」。
私も、ハニーズの皆様の体がブレないように姿勢を気にして注意してるので、なおさら体幹部には意識できているはずです。
先ほど付け加え忘れましたが、ハニーラルヴァのテーマでは「腹筋」のテーマもありますね。
腹筋は言わずともポッコリお腹には直撃トレーニングになっています。
要するに、どんなトレーニングでも体幹部の意識は避けて通れないということ。
ポッコリお腹に対して避けて通りたいという方は少ないと思いますが、
どんなトレーニングでもポッコリお腹改善は付属で付いてくるもの。
ということは、ずっと腹筋トレーニングになっているということです。
今回のテーマでの上半身で胸部分(大胸筋)が鍛えられれば、勇ましくなり。
背中部分(広背筋)が鍛えられれば、姿勢の見栄えがさらに良くなり。
それに加え「ポッコリお腹改善」となります。
だからこそどのトレーニングでも「意識」がとても重要。
意識していればどれもインナーマッスル直撃になっています。
極論言うと、ルームランナーでのウォーミングアップランニングでも目の前にある「姿勢」の図に注意してもらいながら
走ることは姿勢を意識してる上、縄跳びや呼吸法、動的ストレッチとすべて「体幹部」の意識は欠かせないということです。