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2025-08-26 10:30:00

「身体を伸ばす・縮める」動きが生む体重移動と敏捷性

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🔶 身体を「伸ばす・縮める」ことで生まれる動きの質

 

今週の「身体を伸ばす・縮める」というテーマは、単なる柔軟性の話ではありません。

 

日常動作における“体重移動”をスムーズにするカギなのです。

 

特に注目したいのは、「脇」=肋骨と骨盤の間の空間


ここを“伸ばす”動作の際、自然と片足側へ体重が乗るような形になります。この体重の移動こそが、敏捷性(アジリティ)を高めるトリガーになります。

 

🔶 体重移動と敏捷性の関係性

 

敏捷性とは、単なる速さではなく、素早くバランスを取りながら方向転換できる能力


この能力はスポーツだけでなく、転倒予防や歩行安定性にも深く関わっています。

 

体重がスムーズに左右に移動できると、身体の重心移動が効率化され、無駄のない歩行・走行が可能に。つまり、

 

「脇を伸ばす → 体重が片側に乗る → 敏捷性アップ → 歩く・走るが快適になる」

 

という好循環が生まれるのです。

 

🔬 エビデンス(科学的根拠)から見る「体重移動」の大切さ

 

✅ 1. 高齢者の敏捷性と体重移動の研究

 

Muehlbauer et al., 2015 のレビューでは、高齢者において体重移動能力と敏捷性が、転倒リスクの低減や生活機能維持に重要とされています。

 

🔗 PMID: 26359323 – PubMed

 

✅ 2. 歩行と体幹運動の関連性

 

Graci et al., 2011 は、歩行における「骨盤と体幹の動き」が体重移動の効率性とリンクしており、「体側の伸展と骨盤の連動性」が動作の滑らかさに関与すると述べています。

 

🔗 PMID: 21130085 – PubMed

 

✅ 3. 脇(体側)を伸ばす運動がもたらす神経筋制御の改善

 

ストレッチ(特に側屈)により、神経筋系の反応速度が向上し、アジリティにプラスとなることが示されています。

 

🔗 例:Behm et al., 2016「Stretching and performance」
DOI:10.1007/s40279-016-0620-5

 

💡 ハニーラルヴァで行う“伸ばす・縮める”トレーニングの魅力

 

  • 脇を伸ばす動作 → 骨盤と肋骨の連動を作る

  • 重心移動のコントロール → 敏捷性向上

  • 美容目的だけでなく、歩行やスポーツの土台づくりにも有効

 

これは単なるストレッチではなく、「神経-筋-骨格の連動性を高めるアプローチ」です。

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