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2025-06-07 20:56:00

打撲した時は、この方法「アイス&ヒート」

ダメージ療法「アイス&ヒート」

🩹アイス&ヒート療法とは?

 

〜スタンフォード大学も注目する回復メソッド〜

 

運動中にケガをしたとき、皆さんはまずどう対処しますか?


おそらく多くの方が「冷やす」と答えるでしょう。

 

実際、打撲や捻挫、筋肉の炎症などに対して「アイシング(冷却)」は非常に有効です。

 

しかし、私はそれだけでは終わりません。


冷やした後に温める。そしてまた冷やす


この「冷温交代法(Contrast Therapy)」と呼ばれるケア方法を、私はプロボクサーとして現役だった頃から続けてきました。

 

この方法は、スタンフォード大学の疲労回復メソッドにも記載されている、人間の自然治癒力を最大限に引き出す手法です。

 

🔬科学的に見た「冷温交代療法」の効果

 

  • 冷やす目的:炎症反応を抑え、患部の出血を止める。急性期(受傷から48時間以内)に効果的。

  • 温める目的:血流を促進し、損傷組織への酸素と栄養供給を高める。修復を促す。

  • 繰り返す理由:血管の収縮と拡張を交互に行うことで、ポンプのように血液循環を促進し、老廃物の排出と栄養の補給を効率化する。

 

このサイクルは、「交代浴」や「コントラストセラピー」として、アスリートのリカバリー手法としても用いられています

 

実際に以下のような文献でも効果が報告されています:

 

📖参考文献:

  • Vaile, J. et al. (2008). "Contrast water therapy and exercise induced muscle damage: A systematic review and meta-analysis." Journal of Sports Medicine.

  • Stanford University Sports Medicine Department, 2015. “Contrast Therapy Protocols for Inflammatory Recovery.”

💡こんな方におすすめ

 

  • 筋トレやスポーツで関節や筋肉を傷めたとき

  • 運動後の疲労回復を早めたいとき

  • サウナや水風呂が好きな方(似た効果があります)

🧊実践方法の例

 

  1. 冷やす(5〜10分):氷嚢や冷水、保冷剤を使って患部を冷却

  2. 温める(5〜10分):湯たんぽや温タオル、お風呂などで温める

  3. これを2〜3セット繰り返す

  4. 最後は「冷やし」で終える(炎症の再発予防)

📝まとめ

 

「冷やして終わり」ではなく、冷やした後の温めが治癒のカギです。


血液は身体の修復に必要な栄養素を運ぶ“運搬車”。その循環をコントロールすることで、身体は本来の力を取り戻します。

 

 

当ジムでは、こうした科学的根拠に基づいたリカバリー法も丁寧に指導しています。

 

トレーニングの質と同じくらい、回復の質も大切にしていきましょう。

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