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「朝食を食べないと太る」事はないことを知っておこう
以前、『寝る前に食べると太るそれってホント?』
について記事にさせていただきました。
過去の記事→ https://honeylarva.com/info/3737767
それに加え「朝食を抜くと太る」と言われ続けた、本当のところを解説させていきたいと思います。
2005年の観察研究で「朝食を食べないとBMIが増加する」。
2007年では、朝食を食べていると体重の増加リスクが低下する。
2014年には朝食を食べていると体格指数(BMI)が低い傾向にあるとの報告があります。
ではなぜ朝食を食べないと太る?のでしょうか?
※ここからは今まで言われてきたメカニズムを最初に伝えます。
朝食を食べないと太る理由として1日の総摂取カロリーが多くなる、というものです。
朝食を食べないと、単純に昼食、夕食の摂取量が多くなりやすく、結果1日の総摂取エネルギーが多くなることが示唆されています。
ではなぜ?朝食を食べないと1日のエネルギー摂取量が多くなるのか?
それは満足度が低い、から。
単純に朝食を抜くと満足度が低い状態が続き昼食や夕食を多く食べてしまうため、1日の総エネルギー摂取量が増え太りやすくなる。
これが朝食を食べないと太る、メカニズムと言われてきました。今まで。
ここからが大事なところです。
「朝食を食べなくても太らない」
「朝食を食べなくても1日の総摂取カロリーは増えない」
「朝食を食べなくても満腹感は低下しない」
そう、今まで報告された研究結果は根拠が薄い監察研究。
大切なところは社会経済的な背景でした。
社会経済的な背景を考慮すると、朝食を食べないから太りやすいのではなく、
「朝食を食べない人はもともと健康意識が低く、肥満傾向」であるというコト。
朝食を食べる、食べないでは直接的に体重に関与していない事が分かりました。
逆に、習慣的に朝食を食べていない人が、ダイエットをしたいからといって朝食を食べるようになると1日の総摂取エネルギーが増えてしまい、体重が増加したケースもあります。
いかに単純かおわかりいただけたでしょうか?
人っていうものはそう難しくない、シンプルだという事です。