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2018-11-01 11:43:00
多様性の理由
キッズやジュニアにはボクシングだけじゃなく、器械体操やサッカー、色々なトレーニングをしています。
それは、子供の頃から身体の動きに多様性を持たせる事が肝心だからです。
アメリカにはMLB(メジャーリーグベースボール)とNFL(ナショナルフットボールリーグ)の両方で活躍していたスター選手がいました。
NFLが創設された1920年以来、67人の選手がMLBとNFLの両方をかけもちして試合に出場しています。
日本でいえば、プロ野球とJリーグをかけもちするようなもの。
そして運動履歴データによると、82.8%の選手が高校までふたつのスポーツをかけもちし、アメフトと併用しながら野球や陸上、バスケットボールをしていた選手が多かったとの報告があります。
ひとつのスポーツでは得られない身体の動きを他のスポーツで養い向上に繋げる。
そして同じ動きの繰り返しでおこる慢性的な怪我の割合を減らせることに繋がる。
神経系の発達が活発で、柔軟な思考を持っている子ども時代にたくさんの種目(動き)を経験することで、身体の持つ、多様な動きに対応できる能力を養っていくことが可能と言われています。
大人でもそう、脳の動き、神経系の動きを有効に活用するためには、動きに多様性を持たせることや動きの種類を増やすコトがとても重要になってきます。