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2018-12-05 21:53:00
年齢を重ねていく上でのトレーニング結果
高齢者を対象としたごく最近の研究結果では
週に2回ダンベルでのトレーニングを6ヶ月続けると、壮健になり、遺伝子レベルで老化を逆行させられることが判明。
脳の成長にとって重要ないくつかの因子(VEGF、FGF-2、IGF-1)の生産に関する遺伝子が、まるで30歳で
あるかのようなはたらきを示したと言われている。
また、
グループに週3回の筋力トレーニングプログラムを12週間続けさせ、心理と認知能力を様々な角度から調べた結果、
筋力がおよそ40%向上したのに加え、不安感は弱まり、気分は良くなり、自信も向上したという。
スイスのベルン大学の心理学研究所で行われた研究結果では、8週間の筋力トレーニングの結果。
週に一度、10分間の準備運動のあとでマシンを使って八種類の筋力トレーニングをすると、
精神面での健康が増進し、記憶力もわずかに向上。
その追跡調査によると、その効果は、運動を継続しなくても1年間続いたとのこと。
筋力トレーニングの強度による違いもあるらしく、少なくとも高齢の女性の少人数グループでは、
適度な重さのウエイトを用いた方が、重いウエイトでトレーニングするより効果があるという。
そして、これから突入する「呼吸法」。
それはストレスと不安を軽減するということ。
そして最近のMRIを用いた研究結果で、
60分間の呼吸法で神経伝達物質であるガンマアミノ(GABA)の濃度が27%増えたと。
このように「運動」が脳に及ぼす結果がデータとして上がってきています。