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2020-01-18 23:11:00
糖をエネルギー源にするのが乳酸「乳酸」が疲労物質なんて切り捨てて!
まず、何度もいうように「乳酸」は、
酸素不足で作られて筋肉に溜まって疲労の原因になる事の逸話から頭を切り離してほしい事。
乳酸が酸だからそれで体が酸性になって、筋収縮などがうまくいかなくなるという考えが大元にあるようです。
本当に体内が酸性になればそれは疲労の1原因になりますが、実際には体内には酸性にならないような仕組みがいくつもあるため、
なかなか体が酸性になることはありません。
そう説くのは東京大学大学院の八田秀雄氏。
体内が酸性に傾くのはほんのわずか程度。
体は常に中性を保とうとしています。
乳酸は疲労物質ではなく、疲労を回復させてくれる役目です。
ハニーラルヴァでも常々伝えています。
疲労の原因の根拠など解明できていません。
そこを勘違いしないように。
原因はひとつではなく混合的なため、ひとつの理由を取って「疲労」だとは言えません。
要因としては、リン酸、ADP、カルシウム(細胞外)、ナトリウム(細胞内)、活性酸素種、
グリコーゲン、ph、体温上昇、筋温上昇、脱水、筋損傷蓄積など。
こんなにたくさんの原因があります。
これを見てわかる通り「乳酸」など含みません。