②毎日更新の情報
2020-06-19 16:38:00
汗は年齢や性別でもかきやすさが異なってきます
汗の量については性差と年齢差があります。
同じ年代なら女性より男性の方が多いんです。
女性の汗の量は男性の量の3~6割程度と言われています。
汗が少ないからといって女性が身体の冷却能力が低いという訳ではありません。
女性は少ない汗で体温調節ができます。
汗の年齢差は、同じ皮膚年齢で比べると小児期にはやや多く思春期には大人の量になりますが、
その後の年代では日常生活での汗の量はほとんど変わりません。
高齢になると汗の機能は減退します。
そして1日のうちにも朝や午前中は汗は出にくいですが、夕方にかけては汗をかきやすくなり、
軽い運動でも汗をかけます。
これは、気温が朝から夕方に向けて上昇していくという環境の変化、
ヒトの活動が朝から夕方にかけて増えていくという生活上の行動パターンがかかわってきます。
しかしこれらの条件を同じにしても、午前中は汗が出にくく、午後は出やすい。
これは生体の日内リズムのメカニズムが関係しています。