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腰痛の改善に腹筋?
お医者さんでもインナーマッスルやドローイン、腹横筋など深い細かい体の連鎖を知っている方は多くありません。
よって腰痛の原因ともなると「筋肉」「腹筋」が弱くなっているからと診断され、腹筋をとにかく鍛えたいと思われる方は少なくないかと。
伝える人が悪い診断する人が悪いと言っているのではなく、仕事が違うので仕方ありません。
腹筋が強ければ腰痛にならない、とは別。
過去、僕もプロボクサー現役中、腰痛は誰にも譲れないほど悩んでいました(今は腰痛はありません)。チャンピオンの時は特に。
腹筋が強くなれば腰痛は大丈夫と言うのであれば、ボクサーを含め格闘家はみんなシックスパックの持ち主。
シックスパックなら腰痛はないという根拠はありません。関係もありません。
僕が現役時代の周りは、逆に腰痛に悩まされている格闘家は多かった記録があります。
ボクシングのチャンピオンだろうが、キックボクシングのチャンピオンだろうがみんな腰痛を持っていました。
もちろんいいカラダをしている選手ばかりでしたのでシックスパックです。
「腹筋は間違っている?」
そう思うにはまだ早いんです。
間違ってはいない。けど間違っている。
「腹筋」と聞いて理解できている人とできていない人が多いからこうなってしまっています。
シックスパックというのはもちろん「腹筋」、ですがインナーマッスル、ローカル筋の「腹筋」を求めていかなければ腰痛を改善とはならないでしょう。
逆にシックスパックなどの外側の腹筋に意識してしまっては、腰痛を加速させてしまい本末転倒になってしまいます。
腹横筋やドローイン、腹圧などを意識させなければいけない腹筋が求められるというわけです。
これ以上の説明はここではしませんが、「腹筋」を単純にまとめてはいけません。
「腹筋」は確かに間違いはないのですが、そこの説明で終わらせてしまうと間違えてしまいます。