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血液型と性格の関連性とは?
血液型と性格。
昔からこの関連性は取りだたされてきました。
A型は消極的・保守的。B型は外面的に積極的・進取的。O型は積極的・進取的。
そしてAB型はA型とB型の混合型。
関連性に付随して、この判断材料も昔からずっと言われてきているおおよその外的結果。
僕は「なに型」に見えるでしょう・・・
・・・そんなことどうでも良い話ですが「A型」です。
几帳面で潔癖症・・・そんなイメージが湧いてきますか?それとも全然違いますか?
「なんとなくそう言われてみると?」なんて、根拠のない説得力が昔から血液型診断にはつきものでした。
僕もこの性格と血液型で様々な人と話をしてきたと思います。
ひとつの話題話にもなるし、相手との話を途切れさせない営業ネタにもなります。
しかし、この血液型と性格には関連性は認められていません。残念な話ですが。
データを見ても関連性を支持するデータは表れていないとされています。
特に日本人がこのような血液型と性格の関連性を好んでいるような傾向があるように思えます。
1971年に「血液型でわかる相性」。
この本から、日本では性格と血液型の関連性を信じる人が流行したと言われています。現代までもこの手の本は様々出版されています。
1990年までには6割以上の日本人が血液型と性格の関連性を信じて疑わなかったと言われていますが、今はそれ以上だと僕は思っています。
しかし、血液型と性格についての論文を見てきた中でやはり関連性の根拠が強くうたわれているものはありません。
論文 久保義郎・三宅由起子著
「血液型と性格の関連についての調査的研究」でも事実は明らかになっています。
さて、ではなぜこのような流行現象が起きてしまうものなのか?
もちろんスポーツ学や栄養学といった今現在研究途中で、進化した研究のおかげで10年・20年前の事実が覆されてくるから。というのも間違ってはいません。
「乳酸が疲労物質」とか「アキレス腱は伸ばしてストレッチするもの」。代表的なものだと「水は飲むな、根性だ」。
このような、まだ科学的根拠が不十分だった時の、誰かが言った曖昧な説得。これがタイミングと流行によって広まってしまった。
血液型もそうです。
次回はどのようにして広まってしまうのかを書いていきます。
それでも血液型で判断する事は面白い話のタネにはなりますが(笑)