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試しに買ってみたので解説します
コンビニエンスストアやスーパーなどで見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ペヤングから発売されている
「超超超超超超大盛ペタマックス4197kcal~辛味噌ラーメン~」
どれだけ太るのかを説明するために買いました。
脂質が多い食品が流行っていますが、これほどインパクトある商品は珍しいでしょう。
内容量は1食1008g当たり4197kcal。
この4197kcalに度肝を抜かれている方も少なくないのでは?しかし、最後まで読んでくれれば、良いか悪いかの判断ができるでしょう。
■タンパク質79.6g
■脂質240.9g
■炭水化物427.5g
■食塩相当量50.8g
僕はエネルギーとしてほしいのでこれでも特別多いとは思いません。
解説していきましょう。
まず食塩の50.8g。
塩というのは1gに対して100g相当の水分を貯蓄しようとします。
ビールを飲んだ次の日に顔がむくむのは、ビールのおつまみとして油モノを食べ、その結果塩分を多く摂取する事になったため。
なので今回の50.8g×100で5080g、約5kgの水分を欲することになります(喉が渇くというコト)。
しかしここで「もう5kgも太った!」と驚くのは早とちりです。
5kgは体脂肪ではなく、ただの水分です。
この前のセミナーでも説明しましたが、僕の摂取しなければいけないおおよその1日のカロリーは3000kcal前後です。
キリをよくして3000kcalにして計算してみましょう。
するとこの商品4197kcal-3000kcal=1197kcalになります。
1日余分になるカロリーは1197kcal。
7200kcalで体脂肪約1kg分になるので、7200÷1197=約6
1000÷6で約167
167gの体脂肪にしかなりません。
この4197kcalを見た方は
「ゲ・・・・カロリー高い・・・」
と思ったかもしれませんが、4197kcalがそのまま体脂肪に変わる事はありません。
たった167gです。
もちろん(僕を例に出し)、すでに3000kcalを摂取していれば余分になりますが、それでも600g未満の体脂肪が付くくらいです。
そんなものです。
「太る・・・」と言ってもこれだけ食べて太るなんて魔法のような事はありません。
一時的に食品(超超超超超超ペタマックス1008g)が消化されトイレで出るまではお腹にあり、塩分の保有する約5kgの水分もあるのでおおよそ6kgは体重が増える事になりますが、これは太って体脂肪になった訳ではなくあくまで消化されるまでです。
この消化されるまで、太る太らないの概念から外れないと、食べるたびに一喜一憂してしまう事になるでしょう。
それにこのお腹に入った約6kg分がトイレに出ず残っていたらそれこそ問題です。
脂質の高さは確かに大きいかもしれませんが、炭水化物やタンパク質の必要摂取量を僕の体で計算すると、
■タンパク質は僕の1日の必要摂取量の50%程
■脂質は3倍以上になります・・・
■炭水化物は1日の摂取量の90%くらいです。
こう見てみると確かに脂質は多いですがタンパク質と炭水化物の1日の必要量には届いていません。
高脂質食は糖尿病などの生活習慣の恐れもあるので連続は控えるようにしましょう。
冒頭に話した食塩も同じですね。食塩は国によって定まり方が違いますが、おおよそ6g前後に合わせたいところです。
そうなると今回の50gオーバーは多いですね。高血圧に注意です。
これが今回の食事の解説でした。