②毎日更新の情報
2024-09-22 09:39:00
日本では美徳、海外では病気①ーノンレム睡眠とレム睡眠の勘違い
徹夜は美学とされてしまうのが日本。
睡眠不足が病気だという事を自覚していない人が多いのも日本。
世界で最も睡眠不足な都市は東京です。※平均睡眠時間はおおよそ5時間28分
会社の会議でも電車でも学校でも、寝てしまう人はいるのが日本。
日本人が見ると日常的な光景でも海外の人が見ると珍事件とされています。
病気だと思われている事。
実際、馬鹿にならない現実はGDPで経済負債が招く経済損失が3%。
逆の言い方をすれば、国民がしっかり睡眠をとる事ができれば3%の経済成長が約束されているという事。
睡眠と言うのは、ノンレム睡眠とレム睡眠を約1時間30分のサイクルを繰り返しています。※ノンレムが先にきます。
夜の前半は、深い睡眠のノンレム睡眠。
夜の後半はレム睡眠。
ここで間違えている情報で、レム睡眠は浅い睡眠と表記されたり発信されたりしているものがあります。
レム睡眠は外界刺激に対して脳が隔離されている状態なのでそれなりに深い睡眠という事。
要はレム睡眠は浅い睡眠という訳ではないという事。
ここで衝撃的なデータを添付します。
レム睡眠の比率が5%減るごとに総死亡率が13%増える
というデータが出てしまっているという事。
レム睡眠が少ない人は10年後には3分の2ほどになってしまうという事。
夜の前半の睡眠も大事ですが、レム睡眠も大事という事。
巷にあふれる情報で「最初の1サイクル2サイクルがきちんと寝れば大丈夫」というコトはない事。
結局は睡眠すべてが大事で深いノンレム睡眠やレム睡眠、どちらも大事です。
※アメリカ合衆国の医学博士で現筑波大学の国際統合睡眠医科学研究所の柳沢正史先生の言葉を抜粋。